Active Directoryのセルフサービスポータルとは？
ADManager Plusのセルフサービスポータルは、強力なWebツールです。セルフサービスポータルを利用すれば、管理者からの委任に基づいて、エンドユーザー自身がアカウント属性を更新・変更できます。デフォルト設定の状態で、ユーザーは電話番号、メールアドレス、事業所など、Active Directoryの連絡先情報を更新できます。セルフサービス機能は、組織の規模が拡大する際に、一段と重要性を増します。なぜなら、中規模・大規模の組織では、ヘルプデスク担当者によるユーザーアカウントの一括管理が困難だからです。ユーザー自身が自分のアカウントを簡単に、手間なく管理できれば、管理者の対応が不要になります。したがって、すべての情報を最新の状態に保ちながら、多くの時間やコストを節約できます。
制限付きでアカウント更新の権限をユーザーに付与
ヘルプデスク担当者や管理者は、権限を制御した上で、ユーザーに自分のアカウントプロパティを更新する権限を付与できます。つまり、ユーザーが特定の情報しか更新できないように制限を設けられます。例えば、ユーザーに自分のアカウント属性を更新する許可を与える一方で、グループプロパティ、リモートユーザーログオン権限などの重要な属性を変更できないようにヘルプデスク担当者が制限できます。
無料評価版をダウンロードして、ADManager Plusのセルフサービス機能や、その他のActive Directory管理機能をお試しください。
組織のユーザーを確認：ADオブジェクトの検索機能
ADManager Plusには検索機能が組み込まれているので、Active Directoryのユーザー情報を検索するための別のツールは不要です。ADManager Plusの従業員検索機能を使用すれば、従業員やユーザーの詳細情報を確認できます。高度な検索では、メールアドレス、電話番号、勤務地などで、絞り込みができます。従業員は、ADManager Plusコンソールにログインしなくても、検索機能を使用できるため、ログインIDを持っていない従業員でも検索機能を利用できます。
検索機能のカスタマイズ：管理者は、組織のポリシーに合わせてAD検索機能をカスタマイズできます。特定の組織単位（OU）またはドメインに検索を制限することで、検索の精度を高めると同時に機密情報へのアクセスを防ぎます。
スクリーンショット：
セルフサービスポータル