数多くのヘルプデスク担当者にとって、パスワードリセットや変更業務は、ルーチンワークになっています。この業務は、つまらないだけでなく時間もかかり、忙しいスケジュールの負荷をさらに増大させるため、従業員の生産性を損ない、企業の支出を毎年大幅に増加させています。さらに、ネイティブADツールやPowerShellを使用すると、パスワード管理が非常に負荷の高い業務になります。パスワードリセットは従業員がヘルプデスクに連絡する際の2番目に多い理由であり、ヘルプデスクに対するリクエストの約4分の1を占めています。この課題に対して、ドメイン内のパスワード管理を一元化することで、管理者がこれらのパスワードに関する業務を効率的に、かつ簡単に処理することができます。
ADManager Plusは、単一のまたは複数のユーザーパスワードを、ドメイン内で一元的に管理することで、管理業務の負荷を軽減させるための機能を備えています。管理者または割り当てられたヘルプデスク担当者は、CSVファイルからパスワードリセットが必要なユーザーを一人ずつ、または一括してリストでインポートして、リスト内の全ユーザーのパスワードを一度のクリックでリセットできます。これに加えて、Active Directory内のユーザーアカウントのパスワードとパスワード管理に関する以下のような操作を実行することもできるようになります。
- 複数のユーザーアカウントパスワードをリセット
- 次回ログオン時にパスワードを変更するようにユーザー設定を構成
- 期限切れしないパスワードを設定
- パスワードの期限が切れたユーザーを有効化、無効化、または削除
- 管理者が設定したパスワードをユーザーが変更できないように設定