ファイルサーバーアクセス権管理

ADManager Plusでファイルサーバーアクセス権を一括管理

ManageEngineが提供する、ADManager Plusのファイルサーバー管理機能を使うことにより、システム管理者はユーザのNTFSや共有権限をまとめて管理(アクセス権の付与、変更、削除)することができます。システム管理者が行うことは、必要性に応じて共有リソースを選択しアクセス権を定義するたけです。 誰にでも直感的に操作しやすいWebベースのユーザーインターフェースで、煩雑になりがちなファイルサーバーのアクセス権管理を効率的に行うことが可能です。

ADManager Plusのファイルサーバー管理機能

ADManager Plusのファイルサーバー管理機能では、次の操作が可能です。

1. NTFSのアクセス許可を変更

リモート/ローカルサーバのNTFS上にあるフォルダやファイルに対し、ユーザやグループに許可する操作を設定/変更

2. NTFSのアクセス許可を削除

NTFS上のフォルダ/ファイルへのアクセス許可の取消

3. 共有フォルダーのアクセス許可を変更

Windows 共有フォルダに対し、ユーザやグループに許可する操作を設定/変更

4. 共有フォルダーのアクセス許可を削除

Windows 共有フォルダーへの共有権限の取消

NTFSアクセス許可変更画面 画像:NTFSアクセス許可変更画面

ファイルサーバー管理機能で工数削減

NTFSのアクセス許可を変更する際に、特定のフォルダに対する既存のアクセス許可を一覧表示できます。 [フォルダからコピー]機能を使用すると、別のフォルダのアクセス許可をコピーして目的のフォルダに適用することが可能となり、NTFSアクセス許可をさらに簡単に変更できます。それに加えて、[プレビュー]では、権限の変更を一覧で確認できるため、適用前に更新後のアクセス権を確認することができます。

ADManager Plusのファイルサーバ管理機能は、従業員が組織を辞める際の運用手順でも非常に役に立ちます。「どの権限を取り消すのか」「どのリソースから権限を削除するのか」をシステム管理者が悩む必要はありません。システム管理者が行うことは、任意のユーザと権限を選択し、種類で拒否を選ぶだけです。ADManager Plusを利用する前とは違い、混乱することなく素早く業務を実行できます。

アクセス権管理業務の委任

ADManager Plusの 権限委任機能を使用して、ファイル権限管理を任意のユーザに委任することもできます。この機能を用いることで、営業部のファイルアクセス権管理は営業部長に委任するなどシステム管理者の負担を削減できます。さらに、監査レポートを使用して、共有フォルダとファイルサーバの権限の変更を追跡することも可能です。それにより委任後のセキュリティチェックが容易になります。(監査レポートは、必要に応じてCSV、PDF、HTML、またはExcel形式にエクスポートできます)

アクセス権に関する情報をレポートで可視化

これらの機能に加え、ADManager Plusでは、NTFSの権限に関するレポートもあります。サーバーの共有フォルダー、フォルダーへアクセスできるアカウント、アカウントがアクセスできるフォルダー、非継承フォルダーのレポートがあり、これらのレポートは包括的なアクセス制御の可視化に非常に有効です。「どのフォルダにだれがアクセス権をもっているか」など、アクセス許可をすぐに確認できるため、セキュリティをより効率的に強化できます。

ファイルサーバーのアクセス権管理を簡単に実現するADManager Plus

様々な技術レベルの管理者にとって十分に分かりやすいインターフェースを用意しており、習得しやすいツールとなっています。

ファイルサーバーアクセス権レポート

ADManager Plusのビルドインレポートには、NTFSと共有のアクセス許可レポートがあります。ファイルサーバ管理と併用することで、さらに効率的に管理しましょう。

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