Exchange ユーザー/メールボックスを一元管理

Active Directory ID管理ソフト

Microsoft Exchangeとは?

Microsoft Exchangeとは、Microsoft による電子メールを送受信するためのサーバーソフトウェア製品です。メールの送受信、予定表共有、施設(会議室)予約など豊富な機能を有し、企業・学校法人などで幅広く導入されています。また、Microsoft Exchangeのアカウント情報はActive Directoryと紐づけることも可能です。

Microsoft Exchange管理の必要性

Microsoft Exchange管理とは、IT管理部門・IT管理者が、ツールや管理画面から自組織内のユーザーのMicrosoft Exchangeメールボックスの作成・廃止を行ったりユーザーアカウント情報を編集したりする作業です。 Active Directoryユーザー情報とMicrosoft Exchange IDが適切に紐づき、運用されることで、エンドユーザーがメールを送信する相手のプロパティ(たとえば所属部門)をタイムリーに知ることもでき、利便性が高まります。 また必要に応じてメールボックスを作成・廃止を行うことで、組織内のMicrosoft Exchangeの状態を常に最新の状態に保つことが可能です。

しかし、日々のメンテナンスには工数がかかる…

Microsoft Exchange管理業務では、豊富な機能を最大限活用するために日々のメンテナンスが重要です。しかし従来は、「Active Directoryユーザーとコンピューター」、「Exchangeシステムマネージャー」、「Exchange管理コンソール」、「PowerShell」、「Exchange Management Shell」など多くのツールを使う必要があるなどの課題を抱えています。

ツールで劇的に効率化!

ManageEngineが提供するADManager Plusは、Exchange ID管理に伴う煩雑な作業を簡単に実現するActive Directory ID管理ツールです。Active Directory IDとExchange IDを一つの画面で編集し、メールボックスの設置や、一括廃止を簡単に行います。

ADManager Plusは、Exchangeに関する次のような機能を備えています。

  • ユーザー管理 - ひとつの画面で Exchange と Active Directory のユーザーを管理
  • バージョン混在のExchangeを一元管理 - ひとつの画面でExchange Server 2003/2007/2010/2013を同時に管理
  • Exchange メールボックスのプロビジョニング -必要な属性を設定したExchange メールボックスの作成と属性の変更
  • 管理者以外のユーザーにメールボックスの作成/属性変更の権限を委任
  • Exchange メールボックスの無効化/削除 - WebコンソールからユーザーのExchange メールボックスを無効化/削除

このような機能に加え、ADManager PlusはCSVファイルのインポート機能を持ち、CSVに記述した複数のメールボックスを作成/属性変更することができます。

Exchange メールボックスの作成

ADManager PlusのExchangeメールボックスの作成機能では次のような操作が可能です。

  • SMTPアドレスの変更: ひとつのメールボックス対して複数の電子メールアドレスを追加
  • Exchange機能の変更: Outlook Mobile Access(OMA)、Outlook Web Access(OWA)、POP3、IMAP4などのExchangeサービスの機能をユーザーごとに有効化/無効化
  • 配信制限の設定: ユーザーのメール送受信に関する制限を設定
  • メールボックス制限の設定: ユーザーのメールボックスの容量に関する制限の設定
  • 配信オプションの設定: 代理送信や転送先アドレスの設定

メールボックス権限の設定

ADManager Plusメールボックス権限の設定機能では次のような操作が可能です。

  • 複数ユーザーのメールボックス権限を一括で設定
  • Exchange Server 2007/2010/2013関連の様々な属性を一括変更

ユーザー、グループ、連絡先のメール/メールボックス有効化

ADManager Plusでは、所定の属性が記述されたCSVファイルをインポートするだけで、メールやメールボックスを利用する複数のユーザーを一括作成できます。また、管理者はセキュリティ違反を防止するために、メールが有効化されたユーザー、グループ、連絡先にポリシーを設定することができます。

Exchangeオフラインアドレス帳の変更

ADManager Plusを使用し、管理者はユーザー用のオフラインアドレス帳を簡単に設定することができます。CSVファイルをインポートし、複数のユーザーのオフラインアドレス帳を一括設定できます。

Exchange メールボックスの無効化/削除

ADManager Plusでは、Exchange メールボックスの無効化/削除に関して次のような操作が可能です。

  • 複数ユーザーのメールボックスを一括削除
  • バージョンの異なるExchangeのメールボックスを無効化/削除
  • ユーザー検索機能またはCSVインポート機能を利用し、メールボックスの削除する複数のユーザーを指定

配布リストのレポート

ADManager Plusには、配布リストに関するレポートが用意されており、Exchange配布リストやExchange配布グループの情報をワンクリックで手軽に作成できます。レポートは様々なフォーマットのファイルとして出力が可能で、スケジュールを設定して指定したメールアドレスに自動送信することも可能です。

Exchangeメールボックスの移行

ADManager PlusのExchange メールボックス移行機能は、バージョンの異なるExchange(2003、2007、2010、2013)の間でのメールボックスの移行作業を容易にします。