ターミナルによるコンフィグ変更
Enterprise Editionをご利用中の場合、セントラルサーバーからターミナル機能をご利用いただけません。
プローブサーバーに直接ログインいただくことで、ターミナル機能をご利用いただけます。
プローブサーバーに直接ログインいただくことで、ターミナル機能をご利用いただけます。
概要
コンフィグレット機能が、事前に作成したコマンドセットを複数装置に実行できるのに対して、
ターミナル機能では、装置個別に、CLIベースによる直接のコンフィグ操作を提供します。
設定状況や装置の状態の確認など、一時的な操作に使用できます。
ターミナル機能の使用方法
ターミナル機能は以下の2つの画面から使用することができます。
SSH、Telnetをそれぞれアイコンから選択します。
- [インベントリ]→[装置]→スナップショット画面右上のターミナルアイコン
- [ツール]→[ターミナル]→[インベントリ]→対象装置のターミナルアイコン
SSHまたはTelnetアイコンをクリックすることで、ターミナル画面が表示され、コマンド操作が可能になります。
- 対象装置の認証情報(NCM認証)を既に設定している場合に、ターミナル画面が自動で表示されます。
- 認証情報(NCM認証)が未設定の場合には、アイコンをクリック後、対象装置の認証情報を入力する画面が表示されます。
- ビルド12.8.466以降、SSHによる接続の場合、デフォルトで「NCMエミュレーター」モードを使用してターミナル画面が表示されます。
Telnetの場合、Spark Gatewayモードで表示されます。
ターミナル機能のその他機能
ターミナル機能にはその他以下の機能が実装されています。
カスタム
Linux環境など、ネットワーク装置以外の装置、環境にターミナル接続をすることができます。
以下の手順で、カスタムターミナル機能を使用します。
- [ツール]→[ターミナル]→[カスタム]タブを表示
- 画面右上の[追加]をクリック
- リモートホストのIPアドレス、ポート番号、ログイン名/パスワード、プロンプト情報を入力
- ターミナル装置グループの項目で[+]をクリックし、接続するホストのグループ名を任意に入力し追加
- 追加したターミナル装置グループを選択し、閲覧権限(自身のみ、管理者、すべてのユーザー)を選択の上、[保存]
- ホストを追加後、SSH/Telnetアイコンより対象ホストに接続
※SSH/Telnetいずれの場合も、Spark Gatewayを使用してターミナル接続が行われます。
監査履歴
ターミナル機能の操作は、[ツール]→[ターミナル]→[監査履歴]から確認します。
[監査履歴]タブでは、以下の情報が一覧で表示されます。
- ホスト名
ターミナル接続を行った、ネットワーク装置またはホスト - 実行オペレーション
ターミナル接続の接続形式 - 実行者
ターミナル機能を使用したNetwork Configuration Managerのユーザー名 - 実行完了日時
ターミナル接続の完了日時 - 監査ステータス
ターミナル接続の実行ステータス - 装置タイプ
対象ホストの装置タイプ(インベントリ、カスタム)
画面右上の[CSV形式で出力]では、監査履歴の一覧をCSV形式で出力することができます。
対象のホスト名をクリックすることで、ターミナル上で実行した操作履歴を確認します。