除外条件の設定
概要
コンフィグバックアップ時に、コンフィグ変更時間など動的に変動する値が含まれている場合、
Network Configuration Managerでは、それを差分として保存し、差分検知や、コンフィグの不一致として表示します。
事前に除外条件を設定しておくことで、特定のコンフィグ文字列に変更がある場合も差分として検知しないようにします。
- Line除外条件は特定のコンフィグ1行を除外するのに対し、Block除外条件はブロック開始/終了に指定した行間のコンフィグを対象に、差分対象から除外します。
- ブロック開始/終了間外のコンフィグを変更した場合に、差分として検知されます。
除外条件の設定手順(Line Exclude)
以下の手順で除外条件を設定します。
設定画面:
[コンフィグ自動化]→[除外条件]→[Line Exclude]
- [コンフィグ自動化]→[除外条件]→[Line Exclude]画面右上の[+]をクリック
- 装置タイプをプルダウンから選択
装置タイプを選択すると、対応する装置テンプレートの一覧が表示されます。 - 除外条件を設定し、保存
- 保存後、最新のコンフィグ世代をバックアップ
除外条件例:
例1:
コンフィグ先頭の「Last configuration change at 13:40:09 UTC Sun Aug 24 2014 by username 」という文字列を除外する場合
.*Last configuration change at.*
例2:
コンフィグ表示の際の"building configuration"を除外する場合
.*Building.*
.* は、改行を除く任意の文字列が複数存在する場合を意味しており、正規表現の構文が利用可能です。
除外条件の設定手順(Block Exclude)
以下の手順で除外条件を設定します。
設定画面:
[コンフィグ自動化]→[除外条件]→[Block Exclude]
- [コンフィグ自動化]→[除外条件]→[Block Exclude]画面右上の[+]をクリック
- 除外条件名を任意に入力し、管理装置に適用されている装置テンプレート名を選択
- コンフィグブロック開始/終了に除外条件を設定し、保存
- 保存後、最新のコンフィグ世代をバックアップ