パスワードポリシー

ユーザー管理のパスワードポリシー

Network Configuration Managerにログインして操作を行うユーザーアカウントの「パスワードレベル」を設定できます。
ご利用環境のセキュリティレベルに応じて、ポリシー変更を実施してください。
※ローカル認証で追加したユーザーを対象にポリシーが適用されます。

設定画面:
[設定]→[ユーザー管理]→[パスワードポリシー]


各パラメーターについて

[パスワードポリシー]設定では、以下の各パラメーターを設定できます。

項目 説明
最短パスワード長 パスワードの最短長を指定します。
最短5文字、最長100文字まで指定可能です。
パスワードの履歴を記録する 過去に設定したパスワードの重複を防ぐために、
指定する履歴数に応じて、過去に使用したパスワードを再設定できないようにします。
パスワードの複雑さ
(簡単/複雑)
対象:ビルド12.5.334以下
パスワードレベルを指定します。
簡単:パスワード長のみ制限(最短5文字、最長100文字)
複雑:パスワード長の制限(最短5文字、最長100文字)に加え、大文字、小文字、特殊文字を最低1つ使用
特殊文字(! ~ @ # $ % ^ & + = _ *)
パスワードとユーザー名は同一にはできません 有効にすると、パスワードとユーザー名に同一の値を設定できなくなります。
パスワードを忘れた場合 ログイン画面で、[パスワードを忘れた場合]オプションを表示/非表示します。
ユーザーアカウントのロックアウトポリシー 有効にすると、以下の「ログイン失敗の最大試行回数」、「ロックアウト期間」が設定可能になります。
ログイン失敗の最大試行回数 ログイン時に連続で失敗できる回数を指定します。
ロックアウト期間 ログイン失敗時のロックアウト時間(分)を指定します。

セキュリティ向上の観点より、ビルド12.5.476以降のパスワードポリシー設定から[パスワードの複雑さ]オプションが除外されました。

ビルド12.5.476以前の環境で[パスワードの複雑さ]-[簡単]を選択したままビルド12.5.476以降にアップグレードした場合、
[複雑]に該当するパスワードに更新するよう、以下のメッセージが表示されます。
その場合、上記表のパスワード[複雑]の条件を確認の上、パスワードを更新してください。

ビルド12.5.476以前の環境で、既に[複雑]を選択している場合には、アップグレード後の変更は必要ありません。


参考:ビルド12.5.334以下のパスワードポリシー設定画面