システムバックアップ(ディザスターリカバリ)

概要

システムに障害が発生した際、ネットワーク復旧のために事前取得したコンフィグ内容を必要とするケースは多々あります。
またその際に、Network Configuration Managerも迅速に復旧させる必要があります。
万一の障害に備えて、バックアップとして以下の対応を実施しておくことを推奨いたします。

  1. コンフィグファイルの定期バックアップ
  2. インストールフォルダー全体のバックアップ

バックアップを取得しておくことで、迅速なシステム復旧を実現します。


コンフィグファイルの定期バックアップ

障害や災害に備えて最新のコンフィグを取得するにあたり、Network Configuration Managerに実装されている以下の機能を利用できます。


スケジュール機能による定期コンフィグバックアップ

Network Configuration Managerのスケジュール機能に、コンフィグを定期的にバックアップする機能があります。
この機能を使用して、最新のコンフィグ世代をNetwork Configuration Managerのデータベースに確保しておくことを推奨します。

コンフィグバックアップのスケジュール設定は、こちらのページを参照の上、設定してください。


コンフィグエクスポート機能による、コンフィグファイルの抽出

コンフィグのエクスポート機能を使用して、インストールサーバー内に最新のコンフィグ世代を定期保存することができます(出力形式:テキストファイル)。
※デフォルトでは、設定は無効になっています。

コンフィグエクスポート機能については、こちらのページを参照の上、設定してください。


インストールフォルダー全体のバックアップ、リストア

Network Configuration Managerでは、アップグレード時など、エラーが発生した際に元の状態にリストアできるようにインストールフォルダー全体のバックアップ取得を推奨しております。
災害や障害時に備えて、必要なタイミングでバックアップを取得するようお願いします。取得したバックアップファイルを別ドライブや別サーバーに保管することで、サーバー自体が復旧できない場合も、Network Configuration Managerの復旧を行うことができます。

※バックアップは、インストールフォルダー全体のコピーにより取得します。
バックアップ、リストア手順は、こちらのページをご参照ください。

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