監査(装置監査レポート)
概要
Network Configuration Managerを操作するユーザーは、コンフィグバックアップ、装置へのコンフィグアップロード、リアルタイムのコンフィグ変更検出の有効化など、装置のコンフィグにかかわる様々な操作を実行します。
それに伴い、誰が、どの装置に対して、いつ、何の操作を実行したかという情報を記録することが重要です。
本ページでは、Network Configuration Managerに記録される操作監査機能についてご案内します。
操作監査情報の表示
Network Configuration Managerでは、操作監査をレポート(装置監査レポート)として表示します。
レポート表示画面:
[レポート]→[ネットワークレポート]→[装置監査]
レポートでは以下の情報を表示します。
- ホスト名
操作が実行された対象のホスト名を表示します。 - 実行オペレーション
Network Configuration Managerで実行された操作名(Backup、SSH/Telent access、Compliance Check、Script Execution...etc)を表示します。 - 実行者
Systemまたは、操作を行ったユーザー名(Network Configuration Managerのユーザー管理機能で追加されているユーザー名)を表示します。
以下の場合に、実行者「System」が記録されます。
- コンフィグアップロード
- syslog変更検出時で自動実行されるコンフィグバックアップ
- PMPとの統合による、認証情報の同期実行
- 実行完了日時
操作の完了日時を表示します。 - 監査ステータス
操作の実行結果(Successfully、Failure)を表示します。
[装置監査]レポートでは、装置グループ単位で監査情報を表示し、PDF、CSV出力に対応しています。
また、指定したメールアドレスにレポートをメール送信することも可能です(PDFのみ対応)。
必要なホスト名やオペレーションのみを表示する場合は、
装置監査レポートの検索アイコンから、ホスト名、実行オペレーション、実行者、監査ステータスを検索可能です。
[装置監査]レポートでは、装置グループ単位で操作情報が一覧表示されます。
単一装置の監査情報を確認する場合には、
検索アイコンからホスト名を検索する、または[インベントリ]→[装置]で対象装置をクリックし、スナップショット画面の[操作]タブ→[OS履歴]からも確認できます。