Build6000変更点
Firewall Analyzer バージョン 6 (ビルド番号 6.0.0 )の新機能、拡張機能、問題修正について以下に記載しています。
2009年09月10日リリース
Firewall Analyzer 6 Distributed エディション
本バージョンより新たにDistributedエディションが加わりました。 このエディションでは、大規模ネットワーク向けのファイアウォールのログ管理を行うことができます。
新機能 - Adminサーバー
本ビルドで導入された機能を以下に記載しています。
- Adminサーバーでは、全てのコレクターサーバーから収集した情報を参照できます。
- レポート
- アラート/異常検知プロファイル、アラート作成、アラート履歴
- 保存ファイルの一覧表示機能および詳細に解析するための読み込み機能
- 詳細検索(収集済みログおよび生ログ)
- コレクターサーバーのモニター
新機能 - コレクター サーバー
コレクターサーバーでは、Firewall Analyzer Premiumエディションのすべての機能を使用できます。
Firewall Analyzer 6 Professional/Premiumエディション
新機能と拡張機能
本ビルドで導入された機能を以下に記載しています。
- 新規デバイスおよびログフォーマットのサポート
- Juniper SSL VPN
- Anchiva
- Watchguard Firebox X series
- WatchGuard Version 10.0
- Ruijie Firewall
- Cisco CSC-SSM モジュール
- Netscreen WebFilter & SPAM モジュール
- Kerio Winroute
- インターフェースを基にしたライブレポート
- ダッシュボードでは、それぞれのインターフェースの帯域を直前24時間の情報として参照できます。
- それぞれのインターフェースより先日、先週、先月および昨年のライブレポートをドリルダウンし参照できます。
- SNMPを使用しインターフェース情報を取得する機能を追加しました。
- タイムゾーンが異なるログ情報をFirewall Analyzerサーバーの時刻に合わせて表示する機能を追加しました。
- Spamレポートをサポートしました。 Spamレポートでは、Spam送信者、受信者、Spamルールの内容を参照できます。
- セキュリティレポートにおいてTop拒否URLを参照する機能を追加しました。
- すべてのレポートにおいて誤検出のフィルターリング機能を追加しました。
- 64 bit OSをサポートしました。
- レポートプロファイルのエクスポート、インポート機能を追加しました。
- アラートプロファイルのエクスポート、インポート機能を追加しました。
- Firewall Analyzer GUI画面のイメージおよびリンク名等を編集する機能を追加しました。
- デバイスを管理、非管理とするオプション機能を追加しました。
- ライブレポートをPDF形式でエクスポートする機能を追加しました。
- DNS名を手動で追加/編集する機能を追加しました
(DHCP環境においての名前解決についても一部サポートしました)。 - アラートをSMSにて送信する機能をサポートしました(日本国内はサポート外)。
- ライブレポートにおいて画面を自動更新する機能を追加しました。
- "保存設定"にて、指定した時刻にてZipファイル化するオプションを追加しました。
- 期間指定したアーカイブされたファイルを読み込み、検索する機能を追加しました。
- Check Point FirewallについてWebクライアントから行う以下の設定機能を強化しました。
- opsec.p12証明書の作成を自動化する機能を追加しました。
- デバッグモードを有効・無効にする機能を追加しました。
- ユーザー設定機能の拡張
- 値の丸め処理機能
- PDFレポートの行数
- 最小ディスク容量をアラートする際のしきい値設定機能を追加しました。
- 問合せタブの機能を強化しました
- 問合せタブの質問内容を再定義しました
(デバイス固有の内容および複数のデバイスに跨った内容)。 - それぞれの問合せタブの質問内容を"Birds View"を使用してレポートする機能を追加しました。
- インポートしたログファイル毎にレポートを参照する機能を追加しました。
- Firewall Analyzerのアプリケーションを1つのIPアドレスに割り当てる機能を追加しました。
- アラートプロファイルを作成する際に、担当者を割り当てる機能を追加しました。
- Support Informationファイルを作成する際のユーザービリティを向上しました。 問題修正
- ホームタブのセキュリティ統計内の「Syslog参照」リンクが設定タブより作成した「カスタムレポート」ではデバイスに対して有効ではない問題を修正しました。
- ユーザー名に"\"を使用した場合の問題を修正しました。
- ユーザーパスワードの長さを10文字から20文字へチェックするように修正しました。
- 保存設定の保存場所の名前にドット( . )が含まれると保存できない
(例:\\192.168.112.123\FWA\archive)問題を修正しました。 - /(ルート)フォルダー よりインポートできない問題を修正しました。 [例:/fortigate.log]
- アラートプロファイル作成時にログIDオプションが有効にならない問題を修正しました。
- LEAログにおいて入力バイト、出力バイトが間違っていた問題を修正しました。
- Netscreen装置において未サポートのログを受信した際に、優先順位フィールドを検出することの問題を修正しました。
- Check Pointのログにマイナースの値があった場合の処理を追加しました。
- レポートプロファイルのメール送信に関する問題を修正しました。
- Netscreenの管理者レポートに関する問題を修正しました。
- ISA Unifierにおける複数のリソースを追加する問題を修正しました。
- 生ログ検索のPDF作成時にレポートプロファイルとして保存する際の問題を修正しました。
- Netscreenにおいて装置からポリシー情報を取得する際の問題を修正しました。
- Cisco機器の正常でないトランザクションデータにおける継続時間およびbyte値に関する問題を修正しました。
- アラート作成時に流動率が「高」となる問題を修正しました。
- ライブレポートのVPN継続時間における問題を修正しました。
- WEBVPN のログが含まれている場合もサポートいたしました。
- Squid AWStatsログフォーマットを強化しました。
- PIX機器において宛先フィールドの扱いにおける問題を修正しました。
- VPN継続時間においてタイムゾーンが異なる場合の問題を修正しました。
- 不要ファイルの削除に関する問題を修正しました。
- ホームタブの入力トラフィック、出力トラフィックレポートに関する問題を修正しました。
- Netscreen機器において関連する実行コマンドの問題を修正しました。
過去の履歴
- バージョン7.0 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン6.0 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.0 リリースノートは、こちらにてご確認ください