Build5320/5330変更点
Network Configuration Manager5320/5330の主な変更点は以下のとおりです。 なお、Build5330についてはBuild5320リリースした際の修正内容のみ含まれております。
2009年07月01日リリース
コンフィグレーション管理
- CiscoルーターとAruba Switchの場合、コンフィグーレションのdiffを行う際にCryptochecksum情報を相違点として扱わないように修正
- 全ての機器でコンフィグレーションの比較を行う際にspeed tokenを無視するように修正
- Cisco Voice Gatewayのコンフィグレーションの比較を行う際に、NTP clock-period エントリを無視するように修正
- スケジュールタスクで機器のバックアップを行う際に、バックアップタスクが失敗した場合失敗内容を記載するように修正
- F5とRiverbed機器においてハードウェア詳細情報をデバイス詳細ページに記載するように修正
コンプライアンス機能
- Advanced Custom Criteriaを使用する場合、コンフィグ情報内の一部分を検査除外対象とするオプションを追加
リポート機能
- レポートをメールで送信する際にメールサイズが1MBを超えた場合、メール本文内にリンクのみ記載するように修正 レポート内容についてはNetwork Configuration Managerの管理画面にてご確認いただけますが、この問題についてはメールの送信サイズ制限により レポートが送信されない問題を回避するための機能となります。
- Switch Port Mapperの実行結果については、Rerpotタブ内でも確認可能となるよう機能追加
性能改善
- Network Configuration Manager GUIにて様々な操作を行う際のレスポンスを向上
新サポート機種
以下のモデルをサポート追加
- D-Link DGS3100
バグ修正
- Cisco WAASにてデバイス詳細情報の取得に関する問題を修正
- Dell PowerConnect 6248にてデバイス詳細情報の取得に関する問題を修正
- F5 BIGIPシリーズにおいてコンフィグレーションバックアップに関する問題を修正
- Nortel Baystackにてコンフィグレーションのアップロードに関する問題を修正
- NetscreenのSecurity Audit レポートを作成する際の問題を修正
- User Access Reportをユーザーを表示後関連するデバイスを表示するように表示内容を変更
Build5330 修正内容
- 複数デバイスを同時にバックアップする際のサーバー側のパフォーマンスを向上
- Cisco IDSおよびCisco 1900のサポートを追加
- Network Configuration ManagerのログインにActive Directory認証を使用した際の問題を修正
- Configuration Change Reports内のDevice TypeにDevice名が表示されていた問題を修正
- H3Cのバックアップに関する問題およびその他の問題を修正
Build5310変更点
Network Configuration Manager5310の主な変更点は以下のとおりです。
2009年04月15日リリース
コンフィグレーション管理
- Nortel Baystackスイッチにおいて、機器への接続にSSH接続を追加サポートしました。
- Alaxalaスイッチにおいて、コンフィグレーションのアップロードシーケンスを変更しました。
- Cisco ASAのコンフィグレーションの比較機能で、Cryptochecksum情報を無視するように修正しました。
- 以前のバージョンでは、コンフィグレーションの比較画面において誰が変更したかが表示されていませんでしたが、表示するように修正しました。
コンプライアンス機能
- Advanced Custom Criteriaの作成画面において、作成したルールをテストする機能を追加しました。 これにより、作成中のルールが有効かどうかを確認できます。
新サポート機種
以下のベンダーおよびモデルをサポート追加
- F5 BigIPシリーズ(bigip_base.confとbigip.confのみ)
- Enterasys SecureStack A2、Matrix N7 Platinum
- Adtran Netvanta
- Nortel Ethernet Routing Switch 5510-24T、Ethernet Switch 3510-24T
- 3Com 4200g
バグ修正
- Network Configuration Managerは、コンフィグレーションのオペレーション(バックアップ、アップロード等)において同時実行数を設定することが可能ですが、同時実行数を100に設定した場合サーバーのプロセスが正常に実行されない不具合を修正しました。
- Network Configuration Managerに登録済みの装置やコンフィグレーション数が多くなった場合、Homeタブの画面表示に時間がかかってしまう問題を修正しました。
- Switch-Port Mapper機能にMAC-IPマッチ機能の表示を追加しました。
- Network Configuration Managerコンソールへログインする際の、シングルサイインオン機能を有効にした場合、IE7でログインが失敗してしまう不具合を修正しました。
- コンプライアンスルール作成画面のAdvanced Custom Criteriaにおいて、チェック対象の文字列がスペシャルキャラクターを含んだ場合、チェック結果に一部の文字列しか表示されない不具合を修正しました。
- デバイスグループのcriteria作成において、該当装置が1つしかない場合に表示されない不具合を修正しました。
- Riverbed装置においてpagingを有効にした場合一部分のコンフィグレーションしかバックアップされませんでしたが、本バージョンにて修正しました。
Build5300変更点
Network Configuration Manager5300の主な変更点は以下のとおりです。
2009年03月10日リリース
新機能&機能拡張
- コンフィグ内の複数行に別れた内容を、定義した内容が該当するかどうかを判別する機能を追加しました。 この機能は、例えばコンフィグ内の各インターフェース情報にdescriptionが記載されているかどうか等をチェックする際に利用できます。
- コンプライアンスチェックの結果にフィルタ機能が加わりました。
- スケジュール機能で定期的にSwitch Port Mapping機能を実行する機能が加わりました。 スケジュールで実行された結果は管理対象機器のどのポートにどの装置が接続されているかレポートで確認を行えます。
- Switch Port Mappingの結果をPDFレポートで出力する機能を追加しました。
サポート機器追加
以下のモデルをサポート追加
- Fortinet Virtual Domain
- Vanguard devices
- Allied Telesis
- Alaxala 3600S, Alaxala 1230S
- Allied Telesis
また、Alaxala Switchでは、Device details画面内にインターフェース情報を表示する機能を追加しました。
バグ修正/変更点
- 以前のバージョンでは、コンフィグレーションが2分以 内に連続して変更があった場合に、プログラムループを防ぐためにリアルタイム変更検出機能は2回目の変更検出時にはバックアップ動作を行わないような仕様 でした。 本バージョンより引き続きバックアップを行うように変更しました。
- 以前のバージョンでは、Cisco VPN Concentrators、Cisco Content Switches、Dell PowerConnect Switchesに対し、SSHでのバックアップが正常に動作していない問題を修正しました。
- Extreme機器でコンフィグのバックアップを行う際にコンフィグのヘッダー情報だけが異なっている場合、Network Configuration Managerはコンフィグレーションのバージョンが異なっていると認識し世代を変えていました。 今バージョンより、コンフィグの情報が異なっているかどうかを判断する際にヘッダー情報だけで判断しないようにし、コンフィグレーションの内容を見て変更があったかどうかを判断するように修正しました。
- 以前のバージョンでは、Power Users権限のユーザーが承認者として設定していれば、Operatorユーザーによって作成された全ての機器のコンフィグレーションをレビューおよびコンフィグレーションを承認する機能がありましたが、Power Users権限のユーザーに割り当てられていない機器までレビューおよび承認を行うことができました。 今バージョンより、Power Users権限のユーザーに割り当てられている機器のみ、レビューおよび承認とする機能へ変更しました。
- Power Users権限のユーザーにコンプライアンスポリシーを機器に割り当てる操作を禁止としました。