Build5110変更点
Network Configuration Manager5.1 サービスパック build 5110の主な変更点は以下のとおりです。
2008年09月11日リリース
新機能&機能拡張
- Netscreen FirewallのコンフィグレーションをTFTPを使用しないでSSH接続またはTELNET接続で受信する機能を追加しました。
- Switch Port Mapper 新機能 新たにSwitch Port Mapper機能を追加しました。 この機能は装置のどのポートが利用可能かを検出します。 この機能によりいつでもポートの空き状態を確認することができるようになりました。
- 登録した装置名の一括変換機能 デバイスディスカバリによって登録した装置の名前は、DNSの問題により正しいホスト名が登録されない場合があります。機能強化により、装置名・IPアドレスを紐付けたテキストファイルを作成しインポートすることで登録した装置名の変更を行えるようになりました。
- これまでリアルタイムチェンジディテクション(自動変更検出機能)は、他のsyslogサーバーより転送されたsyslogでの自動変更検出が行えませんでした。 今バージョンよりRFC 3164に従ったsyslogプロトコルの転送機能に対応し自動変更検出を行えるようになりました。
サポート機器追加
以下の装置を追加
- Cisco WLAN controller
- Nortel Networks Layer 2-3 GbE Switch Module
- Brocade 200E
- Radware Web Server Director Pro AS
- Enterasys modelsの追加
- Nortel Baystack Switch(コマンドラインモードでの接続)
バグ修正/変更点
- 以前のバージョンでは、全てのユーザーがカスタムテンプレートの実行結果を参照でき、この機能はパスワードローテーションやFirewallのルール変更等クリティカルな情報の変更に利用することができていました。その為、カスタムテンプレートの実行結果については、 Administratorとカスタムテンプレート機能を実行したユーザーのみ参照することができるように変更しました。
- CiscoスイッチやBrocade装置についてコンフィグレーションのアップロードをSCP経由で実行できるように変更しました。
- Network Configuration Managerのユーザーを削除した場合、publicグループとユーザーによって作成されたグループが削除されてしまう問題を修正。 修正後は、ユーザーによって作成されたグループのみ削除されるように変更しました。
- スケジュールバックアップで通知情報の送信に失敗してしまう問題を修正しました。
- シングルサインオンを有効にした後、AdministratorおよびPowerユーザー権限のユーザーがNetwork Configuration Managerにログインすると'Operator'権限に変更になってしまう問題を修正しました。
- Ciscoルーターに対してSCP経由でコンフィグレーションを取得した場合、startup-configurationにrunning-configurationの情報が表示されてしまう問題を修正しました。
- Netscreenでリアルタイムチェンジディテクション(自動変更検出機能)においての問題を修正しました。
Build5100変更点
Network Configuration Manager5100の主な変更点は以下のとおりです。
2008年05月21日リリース
コンフィグレーション転送モード機能
- Cisco機器からコンフィグレーションを転送するプロトコルにSCPを追加 SSHベースのコンフィグレーションバックアップ機能を使用すれば、TFTPを使用せずに、安全にコンフィグレーションをバックアップすることができます。
認証機能の追加
- Active DirectoryとLDAPによる認証機能を追加 Network Configuration ManagerのWeb画面にログインする際に使用できます
拡張スクリプト機能の追加
- ネットワーク機器へ接続後、コマンドラインにて自動的に一連の操作を実行するスクリプト機能を追加
- Cisco IOSのアップグレード/ダウングレード機能を追加
- カスタムテンプレートを実行している間、コンフィグレーションバックアップを一時中止するオプションを追加
スケジュール機能
- カスタムテンプレートをスケジュール実行する機能を追加
Network Configuration Managerデータベースバックアップ 機能追加
- Network Configuration Managerデータベースのバックアップ機能において、バックアップファイル出力先ディレクトリを選択する機能を追加
- 同様に取得したネットワーク機器のコンフィグレーションファイルの出力先ディレクトリを変更する機能を追加
コンフィグレーションアップロードの承認機能
- 管理者がアップロードリクエストを受信した際に、Network Configuration Managerホーム画面に承認要求のアラートが表示される機能を追加
サポート対象機器の追加
- Alaxala(AXシリーズの追加)
バグ修正/変更点
- 以前のバージョンではNetwork Configuration Manager管理画面のクライアントセッションタイムアウトは監視されていませんでしたが、バージョン5.1からは30分間無操作の状態が続いたときにクライアントセッションを切断する機能を追加 (※デフォルトタイムアウト値は30分ですが、設定ファイルにより変更可能)
- Change Management機能のメール通知機能に注釈情報(変更理由)も含むように変更
- 承認された変更か、無許可の変更かを表わすグラフ(Homeタブ内)をクリックすると、'Change Trend Report'が表示されるように変更
- Power User権限またはOperator権限をもつNetwork Configuration Managerユーザーが、他ユーザーが作成したタスクや操作記録の閲覧ができないように修正
- 複数機器に対してrunning-configとstartup-configを一度に同期させる機能を追加
- 以前のバージョンのカスタムテンプレートでは、Extreme社 SummitとHP社の機器に対してパスワードの変更機能がなかった問題を修正
- カスタムテンプレートにおいて、Cisco機器に対してバナーメッセージを投入することができなかった問題を修正
過去の履歴
- バージョン5.8 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.7 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.6 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.5 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.4 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.3 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.2 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.1 リリースノートは、こちらにてご確認ください
- バージョン5.0 リリースノートは、ソリューションナレッジベースにてご確認ください
バージョン5.0 リリースノートは、 ソリューションナレッジベースにてご確認ください