Amazon S3バケットログの管理
Amazon S3アーキテクチャーでは、データはバケットと呼ばれるコンテナにオブジェクトとして保存されます。バケットには、小さなテキストファイルから大きなデータベースまで、あらゆるサイズのデータが保存されます。S3バケットはAWSのコンソール画面で作成・管理でき、ストレージインフラを監視することができます。
EventLog Analyzerでは、S3バケットの作成、削除などの主要なアクションをカバーするレポートによって、S3アーキテクチャーにおけるバケットのアクティビティを追跡できます。レポートでは、以下の項目を確認できます:
- 誰がどのイベントを実行したか
- リクエストの送信元IPアドレス
- イベントがいつ発生したか
- イベントの成功を妨げたエラーは何か
これらの情報は、AWSリソースに加えられた変更の追跡や、運用で生じる問題のトラブルシュートに役立ちます。
S3バケットアクティビティレポート
すべてのS3バケットアクティビティ:バケットレベルとオブジェクトレベルのアクションを含む、S3サービスで発生したすべてのイベントを表示します。
最近失敗したイベント:S3サービスで発生した失敗イベントを表示します。エラーコードとそれに対応するメッセージを含む、アクションの失敗原因となったエラーの詳細をリストアップします。
最近変更されたバケット:S3サービス内で変更が発生したイベント(PUTやDELETEデータリクエスト)をリストアップします。例えば、PUT Bucket Loggingのようなイベントはリストされますが、GET Bucket locationはリストされません。
最近削除されたバケット: 最近削除されたバケットを、誰が実行したか、どのソースIPから実行されたかの情報とともに表示します。