システムマネージャー
ネットワークが拡大するにつれて、IT部門はリモートコンピューターを効率的に管理しなければならなくなります。Endpoint Centralのシステムマネージャーにより、ユーザーの操作なしで、管理者はさまざまなシステム管理タスクを実行できます。管理するシステムのプロセス、サービス、ソフトウェア、ユーザー、その他の詳細を監視できます。
システムマネージャーを使用するには、[ツール] >[システムマネージャー]>[コンピューター名]>[管理]に移動します。
実行できるシステム管理タスクは次の通りです。
プロセス
[プロセス]タブには、管理対象コンピューターで実行されているすべてのプロセスのリストが表示されます。ここで、リモートでプロセスを表示または管理し、不要なプロセスを強制終了できます。
サービス
[サービス]タブでは、サービスを開始、停止、再起動するアクションをリモートで実行できます。 また、最高のパフォーマンスを実現できるように、必要に応じてサービスの起動モードを設定でき ます。
コマンドプロンプト
コマンドプロンプトを使用して、管理対象コンピューターで、スクリプトやバッチファイルを介してタスクを自動化するコマンドを実行したり、高度な管理機能やその他のDOS操作を実行したりできます。右隅にある[別のユーザーとして実行]をクリックして、ユーザーのコマンドプロンプトが表示されるように切り替えることもできます。
レジストリ
レジストリには、すべてのバージョンのMicrosoft Windowsオペレーティングシステムにインストールされている設定、オプション、プログラムとハードウェアのその他の値が含まれています。リモートレジストリには、管理対象コンピューターのレジストリの詳細が表示されます。リモートレジストリを使用して、次のことが可能です。
- 管理対象コンピューターのレジストリをリモートで表示する。
- 管理対象コンピューターのレジストリ内のすべてのキーと値を表示または変更する。
- 「検索オプション」を使用して、キー/値/データを特定する。
- トラブルシューティング目的で、[エクスポート]を使用して管理対象システムのレジストリの詳細をダウンロードする。
ファイルマネージャー
ファイルマネージャーを使用して、リモートマシンのドライブを表示できます。これは、リモートマシンにあるすべてのファイルを表示する必要がある場合に便利です。また、ファイルをローカルマシンからリモートマシンに転送することもできます。
イベントビューア
リモートイベントビューアーには、管理対象コンピューターに記録されたイベントの詳細が表示されます。これらのログ(エラー、情報メッセージ、警告に分類)は、監査とトラブルシューティングに役立ちます。
デバイスマネージャ
デバイスマネージャを使用して、各コンピューターに関連付けられている端末のリストを取得し、 端末に関連するドライバーを有効/無効にできます。
共有
リモート共有には、すべての共有フォルダーのリストが管理対象コンピューター別に表示され、パスと説明も表示されます。共有フォルダーとそのセッション、開いているファイルの詳細を表示して管理できます。また、アクセスするユーザー数の制限を設定できます。
プリンター
管理対象コンピューターに接続されているプリンターのリストが表示されます。
グループ
管理対象コンピューターのローカルユーザーとグループを表示して管理できます。また、新しいグループの追加、グループの削除、新しいメンバーの追加、グループからのメンバーの削除などのアクションも実行できます。
ソフトウェア
これを使用して、現在コンピューターにインストールされているソフトウェアを表示して管理でき ます。不要なソフトウェアをアンインストールすることもできます。
ユーザー
これを使用して、管理対象コンピューターのユーザーとその現在のステータス(アクティブなユーザーまたは無効なユーザー)のリストを表示できます。
システムマネージャーの設定
システム管理者の設定を行うことにより、指定したツールにアクセスする許可をユーザーに提供できます。ファイル マネージャーとコマンドプロンプトでは、次のオプションのいずれかを選択できます。
- すべてのユーザーで有効
- 管理者でのみ有効
- すべてのユーザーで無効
- すべてのユーザーで永続的に無効