パッチ管理の手順(ライフサイクル)

Endpoint Centralパッチ管理機能は、次の5段階で構成されています。

  1. ベンダーからの脆弱性情報の取得
  2. 管理対象のスキャン
  3. 脆弱性に対応するパッチの特定
  4. パッチのダウンロードと配布(インストール)
  5. ステータスの確認とレポート出力

Patch Management Life Cycle

 

Fig: パッチ管理手順のライフサイクル

ベンダーからの脆弱性情報の取得

  • 様々なベンダーサイトから最新パッチ情報を収集して最新状態を保ちます。
  • パッチをダウンロードし、徹底的に試験を実施してパッチの信頼性と正確性を検証します。 

  管理対象のスキャン

  • 定義された管理範囲に基づき、ネットワーク内のシステムを発見し、スキャンします。

脆弱性に対応するパッチの特定

  • 管理対象システム内の脆弱性を定期的に評価します。
  • 欠落パッチと、インストール済みパッチを分析します。

パッチのダウンロードと配布(インストール)

  • 必要なパッチをベンダーサイトからダウンロードします。
  • 欠落している管理対象システムに対してパッチを配布(インストール)します。
  • パッチのインストールについて、パッチテストを実施して検証します。 

ステータスの確認とレポート出力

  • 組織内のパッチ適用状況を監視します。
  • さまざまなパッチ管理タスクのレポートを生成します。