管理対象への追加

管理対象への追加

リモートオフィスの追加、エージェントのインストール、配信サーバーの設置

Patch Manager Plusにおいて、管理対象のコンピューターにはかならずエージェントをインストールする必要があります。このエージェントは、Patch Manager Plusコンソール上ではいずれかの「リモートオフィス」に所属します。エージェントをインストールするには、まずはじめに「リモートオフィス」を設定します。

Patch Manager Plusエージェントは直接通信のリモートオフィス、配信サーバー経由のリモートオフィスのどちらかの種類のリモートオフィスに所属します。

複数の拠点でコンピューターを管理する場合、拠点ごとに「リモートオフィス」を設定することをお勧めします。リモートオフィス単位で以下の設定が可能です。

  • Patch Manager Plusサーバーとの通信で使用する帯域幅の設定
  • プロキシの設定(エージェント・Patch Manager Plusサーバー間にプロキシがある場合)
  • 配信サーバーの設置/非設置(直接通信)の選択
  • リモートオフィスごとの管理者の設置(要ユーザーオプションライセンス)
デフォルトでは「ローカルオフィス」が一つあり、ローカルオフィスのエージェントはPatch Manager Plusサーバーと直接通信します。拠点が1か所だけであったり、管理対象の台数が1000台未満であるような場合は、リモートオフィスを追加せずにそのままご利用いただけます。必要に応じて配信サーバーを設置し、パッチ配布時の帯域消費を抑制します。

リモートオフィスの設定手順は以下の通りです。

  1. コンソール画面の「エージェント」タブ →「リモートオフィス」を開く
  2. 「リモートオフィスの追加」をクリックする
  3. リモートオフィス名を入力し、配信サーバーの有無を選択する
  4. 必要に応じてプロキシの詳細を入力する
  5. 「WANエージェントの自動インストール」からチェックを外す(自動インストールはご利用いただけない場合が多いため、利用しないことをお勧めします)
  6. 「追加」をクリック
リモートオフィスの追加後、各リモートオフィスに応じた配信サーバー・エージェントのインストーラーをダウンロードし、インストールします。また、Linuxを管理対象に追加する場合はドメイン/ワークグループを追加します。