Active Directoryユーザーのパスワードリセットをツールで自動化

Active Directoryユーザーのパスワードリセットをツールで自動化するメリットとは？

Active Directoryのパスワードリセットとは、Active Directoryのアカウントを持つエンドユーザーが、パスワードを失念したり、所定の回数誤って入力したのが原因でアカウントロックがかかったりした際に、ヘルプデスク担当者がパスワードをリセットするための作業です。

パスワードに関する問い合わせは、ヘルプデスク業務の20～50％以上を占めており、業務工数を圧迫する原因と言われています。

「絶え間なく届くパスワードリセット依頼、どうすれば効率化できる？」
Active Direcroy パスワードリセット業務の課題

通常、パスワードリセット業務はITヘルプデスクが担当します。パスワードリセットに関する問い合わせは全体に対する30～50％以上を占め、解除作業自体は単純作業であるにかかわらず、日々の業務時間を圧迫する原因となります。またヘルプデスクは順次問い合わせを処理するため、ユーザー視点では、作業に早く取り掛かりたいのに待たされてしまう、業務時間外は対応してもらえないなど、ヘルプデスク業務への満足度低下にもつながります。

これらの課題は、パスワードリセット機能をツールをセルフサービス化し、ヘルプデスクを介さず対応できるようにすることで、解決できます。

Webツール導入のメリット

当社製品の「ADSelfService Plus」は、便利に使えるActive Directoryアカウント管理セルフサービスソフトの一つです。

メリット１：自動化ツールにより、パスワードリセットを社員にお任せ。ヘルプデスク工数を大幅に削減できます
メリット２：セキュリティ質問により、不正なパスワードリセットを防止
メリット３：本人認証により、不正ログインを防止。安全にパスワードリセットができます

ADSelfService Plusによるパスワードセルフリセット手順を以下にご案内します。

ドメインユーザーによるパスワードのリセット

ヘルプデスクチームへの問い合わせで、「パスワードのリセット」や「パスワードを忘れた」ことに関するインシデント数は40%は下らないと言われています。ManageEngine の ADSelfService Plus は、ブラウザーを利用して、エンドユーザー自身にパスワードのリセットを実施させることが可能なツールです。ヘルプデスク担当者の負荷を軽減するだけでなく、パスワードのリセットに迅速に対応でき、生産性の向上も期待できます。

パスワードのリセット/更新、自動リセット

ドメインユーザーは自分でパスワードを更新/リセットすることができます。リセット際、不正な変更を防ぐため「セキュリティ質問」を設定することができます。また、期限切れ時のパスワードの自動リセットを設定することが可能です。

本人確認が取れた上でパスワードをリセット

各ドメインユーザーが設定した本人確認用の秘密の質問に回答するなど、本人確認が取れた上で、Webブラウザー上からパスワードをリセットできます。すべてのドメインユーザーが、安全にログインパスワードをリセット、また変更できます。

GINA/CP（Windows）、ログオンエージェント（Mac）

Windows やMacのログオン画面に表示される「パスワードリセット/アカウントロック解除」オプションから、ドメインユーザーはパスワードのリセットやアカウントロックの解除ができます。GINA/CP、ログオンエージェントのインストールにより、ログオン画面（"Ctrl+Alt+Del"キー押下時)に、アカウントロック解除/パスワードリセットを実行する拡張機能ボタンを設置できます。
ログオンエージェントについてもっと知りたい方はこちら。