Power BI監査をツールで簡単に実行

データの取り扱いは難しいですが、適切な分析ツールがない場合は特にそうとも言えます。分析ツールはデータの収集と解釈を支えますが、多くの分析ツールの中で、あなたの組織に最も利点をもたらす情報を見つけ出すことは容易ではありません。Power BI は品質の高さからビジネス分析ツールとしての人気は高いです。ただ、組織が世界中で展開する場合、地域特有のデータ分析が必要となり、Power BIのアクセス権をさまざまな従業員に与えるべき状況が生まれます。

アクセス権の提供はそれほど問題ないように思えるかもしれませんが、Power BI監査ログは取得が難しく、Microsoft 365 (旧称 Office 365) での有効化には複数のアクセス機能が必要となります。管理者はPower BI監査ログの表示のために「コンプライアンスマネージャー」権限や「ログを監査」および「監査ログのみを表示」の権限を必要とします。管理者が非管理者にPower BI監査を委任する必要がある場合に、ずっと厄介な事項となります。

M365 Manager Plusが解決します

Microsoft 365用のレポート・管理・監査ツールであるM365 Manager Plusを使えば、Power BIの監査レポートの表示とエクスポートを、PowerShellスクリプティングを使わずに数クリックで行えます。M365 Manager Plusの提供するさまざまな詳細レポートにより、Power BIでのほとんどすべてのアクティビティの監視が可能です：

ツール利用のメリット：

• 長期の過去データ： 監査対象データに依存するMicrosoft 365では、取得できる過去データの期間に制限があります。M365 Manager Plusは監査データを永久保存し、完全記録の管理に対応します。

• リアルタイム監査： M365 Manager Plusでは、監査レポート用関連データをその生成時に収集するのではなく、監査レポートをリアルタイムで継続的に更新します。

• プロフィールベース監査： M365 Manager Plusでは、監査レポートのリスト全体を通して適切な対象（Microsoft 365の求めるもの）を探すのではなく、監査すべき選択アクションを採用した独自プロフィールを作成できます。それらのプロフィールは、必要な監査情報だけを表示させるためのものですが、特定ユーザーにより実行される選択アクションの表示も選ぶことができます。

• グループベース監査： Microsoft 365はグループメンバーシップに基づくユーザーアクティビティの監査はできませんが、M365 Manager Plusではそのアクティビティをまとめたレポートを容易に生成できます。

• 高度なフィルタリング： Microsoft 365では、一定の属性値に基づくログのフィルタリングだけを行えます。M365 Manager Plusを使えば、あらゆる属性に基づくログをフィルタリングできるとともに、必要に応じて複数値の検索を実行できます。

• カスタム表示： Microsoft 365はカスタム表示をサポートしませんが、M365 Manager Plusでは独自のカスタム表示を作成し、フィルタリングされたデータ、要約データ、またはフィルタリングされた要約データを確認できます。

• 営業時間監査： Microsoft 365は時間枠制限監査をサポートしませんが、M365 Manager Plusでは営業時間や特定の時間周期に基づく監査情報を取得できます。

• エクスポートデータ： Microsoft 365ではエクスポートデータはCSVのみとなります。M365 Manager Plusでは、監査データをPDF、XLS、HTML、またはCSVにエクスポートできます。