ITサービスマネジメントにおいて、インシデントとは、ITサービスの計画外の中断や品質低下のことを指します。対して障害とは、インシデントが発生した要因のことを指しています。
- インシデントの例「売上管理システムにアクセスできない」
- 障害の例「ハードウェアの経年劣化によるサーバーダウンの発生」
インシデント管理では、インシデントの根本原因を取り除くことよりも、ITサービスを迅速に復旧することを目的に活動します。しかしインシデント管理だけでは、将来的なインシデントの再発リスクを低減することはできません。
そこで大切なプロセスが「問題管理」です。問題管理では、インシデントの根本原因の特定、解決を目指します。
ITサービスマネジメントにおいて、問題とは、インシデントを引き起こす未知の原因のことを指しています。問題管理では、インシデントの根本原因を特定、解決する取り組みを行います。
問題管理は、将来的なインシデントの数を減らすことにもつながる活動です。IT運用管理者は、インシデント管理だけではなく、問題管理にも取り組むことで、ITサービスの可用性の向上を実現することができます。
下記は、問題管理の対応フローの一例です。
- 問題の検出と記録
- 問題のカテゴリ化と優先度付け
- 問題の調査と診断
- 回避策・解決策の記録
- 問題の解決とクローズ
実際に上記の対応フローに沿って問題管理を行う流れは、PDF資料「インシデントの原因を究明できる!ITサービスマネジメントツールで問題管理を実践する5つの手順」で紹介しています。
資料内では、オンプレミス版・クラウド版から選べるITサービスマネジメントツール「ServiceDesk Plus」の画面とともに、問題管理の進め方を詳しく解説しています。ぜひご参照ください。
本資料の目次はこちら
- ヘルプデスク・インシデント管理のよくある課題
- インシデント管理の一歩先へ!問題管理で課題を解決する
- 効果的な問題管理を実現する!ITSMツール「ServiceDesk Plus」
- ServiceDesk Plusの問題管理機能で実現できること
- ServiceDesk Plusが選ばれる5つの理由
- 参考情報
こんな方におすすめ
- 問題管理を効果的に行う方法を知りたい方
- ITサービスマネジメントツールで行う問題管理の手順に関心がある方
- ServiceDesk Plusの問題管理機能の使い方を詳しく知りたい方