ITサービスマネジメントにおいて、変更とは、ITサービスを構成する要素に何かしらの変更を加えること指しています。たとえば、ソフトウェアのアップデートや、ハードディスクの増設、ネットワーク構成の変更などは、すべて「変更」に含まれます。
変更管理とは、標準化された手順で、確実に変更を実施するための活動のことです。ITサービスの中断を最小限に抑えるために、変更の計画や承認作業を行います。
変更に失敗するとITサービスを中断してしまい、ビジネス活動を停止してしまう恐れがあります。利益の損失やユーザーからの信頼度の低下につながるため、変更作業は確実に進めることが大切です。
ITサービスマネジメントの中でも変更管理は、最も神経を使う活動であると言われており、変更管理は難しいと感じている担当者も多いです。
まずは下記の標準的な対応フローに沿って変更管理に取り組むことを推奨します。
- RFCの提出・レビュー(RFC:Request For Change。変更要求書のこと)
- 変更の計画
- CABの評価(CAB:Change Advisory Board。変更諮問委員会のこと)
- 変更の実施
- 変更のレビュー・クローズ
RFCの提出・レビューを行うことで、突発的に要望される変更依頼に振り回されず、計画的に変更作業を進めることができます。CABメンバーは、変更のアセスメントと評価を行い、変更を実施すべきかどうかを判断します。
上記の対応フローに沿ってITサービスマネジメントツールで変更管理を行う方法は「ITサービスマネジメントツールで実践!サービス提供を止めない確実な変更管理を行う8つのステップ」にて、画像付きで紹介しています。無料でダウンロードできるPDF資料ですので、お気軽にご覧ください。
本資料の目次はこちら
- システム運用管理のよくある課題
- 確実な変更管理を実施できる!ITSMツール「ServiceDesk Plus」
- ServiceDesk Plusの変更管理機能で実現できること
- ServiceDesk Plusが選ばれる5つの理由
- 参考情報
こんな方におすすめ
- 変更管理の適切な実施手順を知りたい方
- ITサービスマネジメントツールで行う変更管理の手法に関心がある方
- ServiceDesk Plusの変更管理機能の使い方を詳しく知りたい方