無線LANコントローラー(WLC)監視機能の概要
ネットワーク統合監視ツール「OpManager」は、Cisco、Aruba、Huaweiなどの特定のモデル*の無線LANコントローラー(WLC)を監視する機能を備えています。OpManagerでWLCを他のデバイスとまとめて監視することで、一元的にネットワークを管理できます。
対象のWLCはこちらのページの"List of wireless LAN controller models supported in OpManager"をご参照ください。
無線LANコントローラー(WLC)は、無線LANアクセスポイントを管理するためのツールで、容易な設定、各アクセスポイントの状態の可視化などを実現します。大量のアクセスポイントを一つ一つ設定する手間がなくなるほか、モバイルデバイスの接続状況などを把握できます。
ただし、実際のネットワーク管理においては、無線LANと他のデバイスを一元的に監視することが重要です。無線LANが繋がらないトラブルの原因が、無線LANに接続されている有線の部分にあるという場合も珍しくないためです。
OpManagerのWLC監視機能では、無線LANの情報を他のデバイスとあわせて一元管理し、効率的なネットワーク管理に役立てることができます。
監視ツール OpManager はこちら
無線LANコントローラー(WLC)監視の詳細
概要画面(スナップショット)
WLC監視の概要画面(スナップショット)では、以下のような情報を表示でき、管理しているアクセスポイント(AP)や接続されているクライアント端末の数などを一目で把握できます。
SSID画面
WLCが管理するSSIDとアクセスポイント、および接続しているクライアント数、使用率等が一覧で表示されます。どのネットワークが多く使われているのか、あるいは使われていないかなどを判断するのに役立ちます。
アクセスポイント画面
WLCが管理しているアクセスポイントのリストが表示されます。 また、各装置の可用性やリソース使用率などを個別に監視することも可能です(個別のアクセスポイントの監視については「高度な監視」としてオプション機能となります)。
不正SSID画面
ネットワーク管理者の許可なしに、無断で作成された可能性のある無線LANのSSIDと、それらが検出された時刻が表示されます。
クライアント画面
各SSIDおよびアクセスポイントに接続しているクライアント数が表示されます。アクセスポイントとクライアントの接続状況を把握するのに活用できます。
より詳細な情報については、OpManagerのユーザーマニュアルをご覧ください。
オプション機能について
アクセスポイントの「高度な監視」はオプション機能となり、標準ライセンスの他にオプションライセンス費用が必要となります。
対象装置の「高度な監視」ごとに、OpManagerの価格表に記載されている「アクセスポイント オプション」ライセンスを1消費します。
関連機能
- Cisco Meraki監視機能
Cisco Meraki監視機能についてご紹介しています。