アプリケーションの関連付け、アプリケーション グループ、DSCP 関連付け


アプリケーションの関連付け

アプリケーションの関連付けにより、NetFlow Analyzer によって識別されるアプリケーションを確認できます。 また、新しいアプリケーションを追加したり、既存のものを変更したり、あるいはそれらを削除することができます。 詳細な解説は、アプリケーション関連付けに関する追加メモの項をご参照ください。 IPアドレスとアプリケーションを関連付けることも可能です。

アプリケーションの追加

新規のアプリケーションを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. 追加ボタンをクリックして、新規アプリケーションを追加します。
  2. 新規アプリケーションのポート番号を入力します。 ポート範囲を入力するために、範囲の始点と終点をハイフンで分けます。 (例) 1400-1700
  3. プロトコルのリストからプロトコルを選択します。
  4. IPアドレス, IPネットワーク, IP範囲からオプションを選択してください。 有効になるフィールドや入力必須となるフィールドが、選択するオプション毎に変わります。
  5. 最後にIPアドレスとアプリケーションを関連付ける為にアプリケーション名を入力してください。
注意

ポート番号とプロトコルの組み合わせは必ず一意にしてください。 そうなっていない場合は、古い方のアプリケーショ ン関連付けが削除されます。

 

更新をクリックして変更を保存してください。

アプリケーションの変更

アプリケーションを選択し、変更ボタンをクリックして、そのプロパティを変更します。

 

メモ アプリケーション名のみ変更することができます。 ポートあるいはプロトコルを変更する必要がある場合は、アプリケーションを削除して、新規のアプリケーションとして追加する必要があります。

 

更新をクリックして変更を保存してください。

アプリケーションの削除

アプリケーションを選択し、削除ボタンをクリックし、それを削除します。 アプリケーションは永久的に削除され、対応するポートが開放されて、別のアプリケーションに割り当てることができます。

アプリケーション関連付けに関する追加メモ

アプリケーションはフローレコードの送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート、宛先ポートとプロトコルの値ごとに分類されます。 これらの値はアプリケーションマッピングのアプリケーション一覧と対応しています。

 

最初に2つのポート(送信元/あて先)の小さい方から確認します。合致しない場合は2つのポートの大きい方を関連付けます。

 

アプリケーション関連付けは IPアドレス、IPネットワーク、IP範囲を指定したほうがIPアドレスを指定しない場合よりも優先度が高くなります。 例えば以下のように2つのアプリケーションを関連付けたとします:

 
 
ポート プロトコル IPアドレス/IP範囲 アプリケーション
80 TCP 10.10.1.0( 255.255.255.0) アプリ1
80 TCP 指定なし アプリ2

 

 

 

送信元アドレス:10.10.10.10 かつポート:TCP-80 からフローを受信した場合はアプリ1になります。 TCP-80 のフローが10.10.10.0ネットワーク以外からの受信のみアプリ2となります。

 

 

シングルポートで作成したアプリケーション関連付けは、ポート幅でアプリケーションを関連付けした場合よりも優先度が高くなります。 例えば以下のように2つのアプリケーションを関連付けたとします:

 
 
ポート プロトコル IPアドレス/IP範囲 アプリケーション
80 TCP 指定なし アプリ1
70-90 TCP 指定なし アプリ2

 

 

ポート:TCP-80 のフローを受信した場合はアプリ1になります。

 

アプリケーションはフローレコードの送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート、宛先ポートとプロトコルの値ごとに分類されます。

 

2つのポート(送信元/宛先)の小さい方とプロトコルが、アプリケーション関連付けリストのポート-プロトコルに合致します。

 

合致しない場合、次に2つのポート(送信元/宛先)の大きい方とプロトコルが、アプリケーション関連付けリストのポート-プロトコルに合致します。

 

合致しない場合、次に2つのポート(送信元/宛先)の小さい方とプロトコルが、アプリケーション関連付けリストのポート範囲-プロトコルに合致します。

 

合致しない場合、次に2つのポート(送信元/宛先)の大きい方とプロトコルが、アプリケーション関連付けリストのポート範囲-プロトコルに合致します。

 

合致がない場合、アプリケーションは <protocol>_App に分類されます。(例:TCP_App や UDP_App)

 

更に、プロトコルのアプリケーション関連付けが有効でない場合は、Unknown_App に分類されます。

 

関連付けの仕分け順序は以下の通りです:

1. 指定した IPアドレス、IPネットワーク、IP範囲 に合致するか判断
2. IPアドレス、シングルポート番号、ポート幅を指定せずアプリケーションを関連付け。

アプリケーションのグループ化

アプリケーショングループでは、一つ以上のアプリケーションを選択することで、好きなアプリケーションクラスを定義することができます。 例えば、Oracle,Mysql,MS-Sqlなどのデータベースアプリケーションをデータベースグループという一つのグループに振り分けすることができます。 Initially when no application groups have been created a message to that effect is displayed. アプリケーションレポートはそれぞれのインターフェイスのアプリケーションタブで参照することができます。

 

アプリケーショングループの追加

新規のアプリケーショングループを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. グループ追加画面に進むには、 追加 ボタンをクリックして下さい。
  2. グループ名とグループの説明を入力。データベースグループ - オラクルDBとMySqlDBを含む。
  3. 左の枠のアプリケーション一覧からアプリケーションを選択。
  4. アップデートをクリックすると、選択したアプリケーションと共にアプリケーショングループが作成されます。

追加ボタンを押しm、下記の手順を参照することで、追加のアプリケーショングループを作成できます。

 

アプリケーショングループの修正

 

修正したいアプリケーショングループを選択し、"修正"ボタンをクリックします。

 
メモ アプリケーショングループの説明および選択されたアプリケーションの一覧を変更することのみ可能です。 アプリケーショングループ名を変更することはできません。
 

これを行ったら場合、更新をクリックして変更を保存してください。

 

アプリケーショングループの削除

 

削除したいアプリケーショングループを選択し"削除"ボタンをクリックします。 削除するか確認の質問をされ、確認すると、そのグループを削除されます。

 
 

DSCPマッピング

 

DSCP 関連付けに関するDiffServ モデルは、トラフィックの相対的な優先度が、ホップ毎ベースで決定することができるように、IP トラフィックを区別するために開発されました。 DSCP 関連付けを用いて、DiffServ コードポイントに名称を付け、DSCP タブの下のトラブルシューティングレポートでのトラフィックを監視することができます。 DSCP レポートは、DSCP タブをクリックすることで、トラブルシューティングページ上で参照されることにご注意ください。

 

Adding a new DSCP Mapping

 

追加ボタンをクリックして、新規DSCP 関連付けを生成します。 ウィンドウが、ポップアップ表示され、グループ名およびコードポイント(6桁のバイナリ数)を入力できます。 例えば: データセンター装置 - 001001。 "追加"ボタンをクリックして、この関連付けを追加します。

 

DSCP 関連付けの修正

メモ
DSCP 関連付けを修正することはできないことにご注意ください。

DSCP 関連付けの削除

 

削除したいDSCP 関連付け(QoS グループ名およびコードポイントの組み合わせ)を選択し、削除ボタンをクリックします。

DSCP グループ

サービスの質(QoS)は、ネットワーク設定における転送率、エラー率および他の属性を測定し、改善し、そして保証するために用いられます。 DSCP 関連付けに関するDiffServ モデルは、トラフィックの相対的な優先度が、ホップ毎ベースで決定することができるように、IP トラフィックを区別するために開発されました。 DSCP 関連付けを用いて、DiffServ コードポイントに名称を付け、DSCP タブの下のトラブルシューティングレポートでのトラフィックを監視することができます。 DSCP レポートは、DSCP タブをクリックすることで、トラブルシューティングページ上で参照されることにご注意ください。 DSCP グループは、QoS の展開において非常に有用です。

 

新規のDSCP グループの追加

 

新規のアプリケーショングループを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. グループ画面追加に進むには追加をクリックして下さい。
  2. グループ名とグループの説明を入力 (eg.) データベースグループ - Oracle DB と MySql DBを含める
  3. 左側の欄の中のDSCP 名の一覧から、DSCP 名を選択します。
  4. 選択したDSCP 名の一覧で生成されたDSCP グループに関して、保存ボタンをクリックします。

追加ボタンをクリックし、上記の手順に従うことで、追加のDSCP グループを生成することができます。

 

DSCP グループの修正

 

修正したDSCP グループを選択し、"修正"ボタンをクリックします。

 
メモ グループの説明および選択されたDSCP 名の一覧を変更することのみ可能です。 DSCP グループ名を変更することはできません。
 

これを行ったら場合、更新をクリックして変更を保存してください。

DSCP グループの削除

 

削除したいDSCP グループを選択し、"削除"ボタンをクリックします。

 

トップサイト

トップサイト・レポートは、最大ネットワーク・トラフィックに寄与するアプリケーションを表示します。トップサイト・オプションは、アプリケーションをDNS解決名に対応付けます。 このオプションを用いて、予め定義されたIPアドレスおよび対応するアプリケーションを追加、修正、あるいは削除することができます。

 

トップサイトの追加

トップサイトを追加するには、以下の手順に従います。

  1. "追加"をクリックします。
  2. 現れたポップアップ画面において、対応付けしたいIPアドレス、IPネットワーク、あるいはIP範囲を選択します。
  3. 詳細を指定します。
  4. アプリケーション名を選択します。
  5. "追加"をクリックして、変更を保存します。

ここで当該アプリケーションは、正常に指定IPアドレスに対応付けされています。

トップサイトの修正

トップサイトを修正するには、以下の手順に従います。

  1. 修正したいサイト名を選択します。
  2. "修正"をクリックします。
  3. 現れたポップアップ画面において、新しいサイト名を指定します。
  4. 更新をクリックして変更を保存します。

ここでサイト名は正常に変更されています。

 

トップサイトの削除

トップサイトを削除するには、以下の手順に従います。

  1. 修正したいサイト名を選択します。
  2. "削除"をクリック
  3. 現れたポップアップ画面において、"OK"をクリックしてサイト名を削除します。
ここでサイト名は永久に削除されています。
Copyright c ZOHO Japan Corporation All Rights Reserved. All Rights Reserved.
ManageEngine