ハードウェア要件
最小 | 推奨 | |
---|---|---|
CPUクロック数 | 2.4GHz | 3GHz |
CPUコア数 | 4 | 6 以上 |
メモリー | 8 GB | 16GB |
ハードディスク | 200GB (SSD推奨) | 500GB(SSD推奨) |
ディスクスループット | 5MB/s | 20MB/s |
- 専用サーバーを用意し、製品単体で運用した場合を前提としています。
- 上記はおおよその目安です。導入の前に、実運用環境またはそれと同等の環境で、十分に製品を評価していただき、利用用途、要件、利用環境に適合することを確認してください。
導入前に下記ページを必ずご確認ください
製品導入前の確認事項 - ディスク容量のサイジングに関しては、こちらのナレッジベースをご参照ください。
ソフトウェア要件
オペレーティングシステム要件
OS | 64bit |
---|---|
Windows 10 | ◯ ※評価目的のみ |
Windows 11 | ◯ ※評価目的のみ |
Windows Server 2012 | ◯ |
Windows Server 2012 R2 | ◯ |
Windows Server 2016 | ◯ |
Windows Server 2019 | ◯ |
Windows Server 2022 | ◯ |
※クライアントOSは評価目的のみで利用可能です。本番環境にはサーバーOSをご利用ください。
Webブラウザー要件
ブラウザー名 | |
---|---|
Microsoft Edge(Chromium版) | ◯ |
Firefox | ◯ |
Google Chrome | ◯ |
※各ブラウザーの最新バージョンの利用を推奨します。
データベース要件
M365 Manager PlusにはデフォルトでPostgreSQLがバンドルされています。
インストール後は自動的にPostgreSQLが使用されます。
また、M365 Manager PlusのデータベースとしてMicrosoft SQL Serverを使用することも可能です。
サポート対象のMicrosoft SQL Server製品はサポートまでお問い合わせください。
前提条件
Microsoft 365 テナントを構成する前に、以下の前提条件を満たしていることを確認してください。
- インターネット接続が有効で、必要なドメインがファイアウォールでブロックされていないこと。
※ファイアウォールで許可が必要なドメインについてはFW設定参照 - Microsoft .NET バージョン 4.8 と PowerShell バージョン 5.1 がインストールされていること。
- Microsoft .NET Frameworkがインストールされているかどうかを確認するには、「ファイル名を指定して実行」からコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します:
reg query "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\full" /v version
表示されたバージョンをチェックし、バージョンが4.8未満の場合は、こちらからMicrosoft .NET Frameworkバージョン4.8をインストールします。 - PowerShellがインストールされているかどうかを確認するには、「ファイル名を指定して実行」から「PowerShell」と入力します。
PowerShellがインストールされている場合は、以下のコマンドを実行してバージョン番号を確認します:
$PSVersionTable
バージョンが5.1未満の場合、またはPowerShellがインストールされていない場合は、こちらからPowerShellバージョン5.1をインストールします。
- Microsoft .NET Frameworkがインストールされているかどうかを確認するには、「ファイル名を指定して実行」からコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します:
- M365 Manager Plusがインストールされているマシンに、Azure Active Directory用のMSOnline PowerShellモジュールがインストールされていること。
※Microsoft Graph APIがM365 Manager PlusでMFA設定管理アクションを実行するための機能を提供していないため、MSOnline PowerShellモジュールを本タスクの実行するために使用しています。- 本モジュールがインストールされているかどうかを確認するには、PowerShellを開き、次のコマンドレットを実行します:
Get-Module -ListAvailable -Name MSOnline
モジュールがインストールされている場合、そのモジュールが一覧表示されます。 - インストールされているモジュールのバージョンが 1. 1. 183. 81 以外の場合は、PowerShell を管理者として開き、以下のコマンドレットを入力して MSOnline モジュールをアンインストールします
Uninstall-Module MSOnline - モジュールをインストールするには、PowerShell を管理者として開き、次のコマンドレットを入力します:
Install-Module -Name MSOnline -RequiredVersion 1.1.183.81 -Force
- 本モジュールがインストールされているかどうかを確認するには、PowerShellを開き、次のコマンドレットを実行します:
VMwareやHyper-Vなどの仮想化環境上でも、上記対応OS上であれば運用可能ですが、性能に関しては、必ず、評価版を利用して製品性能を十分に検証して、お客様の性能要件を満足するかどうか確認してください。
- Webサーバー、データベースサーバーともに、日本語版または日本語がサポートされているMulti-Language版をご利用ください。
- M365 Manager Plusをインストールするサーバーにおいて、アンチウィルスソフトなど別のツールによる定期的なバックアップやスキャンを実行している場合は、そのバックアップ/スキャン対象から、M365 Manager Plusのインストールディレクトリを除外してください。データの破損につながる場合があります。
- M365 Manager Plus のインストールディレクトリには、すべて英語のフォルダー名をご利用ください(日本語のフォルダー名が含まれる場合、正しく動作しません)。
- 導入前に、必ず、製品の評価版による検証をお願いします。
ポート要件
M365 Manager Plusは80(HTTP)および443(HTTPs)ポートを使用します。
FW設定
一般ドメイン
ファイアウォールで許可されている必要がある一般なドメインは以下の通りです。
ドメイン | URL | 用途 |
---|---|---|
*.zoho.com | creator.zoho.com | 製品およびセキュリティパッチの更新、ジオロケーションIP情報の収集、製品およびヘルスメトリクスの定期的な送信 |
salesiq.zoho.com | サポートタブのライブチャット機能 | |
livedesk.zoho.com | ||
manageengine.com | https://pitstop.manageengine.com | サポートタブで最近のフォーラムの投稿やお知らせを表示するため |
https://www.manageengine.com/microsoft-365-management-reporting/release-notes.html | 製品のリリースノートの閲覧 | |
updates.manageengine.com | サービスパックの完全性の検証に必要な証明書をインポートするため | |
https://www.manageengine.com/microsoft-365-management-reporting/help/welcome/welcome-to-m365manager-plus.html | ヘルプページ(英語版)の閲覧 | |
*.zohocorp.com | uploads.zohocorp.com | パッチファイルがある場合のダウンロード |
https://bonitas.zohocorp.com/ | ログのアップロード | |
api.bcti.brightcloud.com | https://api.bcti.brightcloud.com/1.0/ip/getgeoinfo | 国コードに依存する監査ログやレポートのIPアドレスのジオロケーションに基づいて国コードを取得するため |
日本ビルドユーザー向け
ドメイン | URL | 用途 |
---|---|---|
*manageengine.jp | https://www.manageengine.jp/products/M365_Manager_Plus/ | 価格、FAQ、昨日、ヘルプページ(日本語版)などの閲覧 |
adcommunity.manageengine.jp | サポートへの問い合わせ、お知らせなどの閲覧 | |
store.manageengine.jp | ライセンスの購入 |
Azure AD一般クラウド
Azure 一般クラウドユーザーは、以下のドメインがファイアウォールで許可されていることを確認する必要があります。Azure Germany、ChinaおよびUSのクラウドユーザーは、それぞれの表を参照してください。
モジュール | エンドポイント |
---|---|
REST API | login.microsoftonline.com |
graph.windows.net | |
graph.microsoft.com | |
manage.office.com | |
portal.office.com | |
login.windows.net/common/oauth2/token | |
admin.microsoft.com/fd/CommerceAPI/my-org | |
EXCHANGE ONLINE | outlook.office.com |
outlook.office365.com/powershell-liveid |