製品導入をご検討中のお客様へ
製品導入前の確認事項
必ず、お読みください。
コストパフォーマンスの高さが特長であるManageEngine®製品は、多くのお客様がIT運用管理製品をより簡単に、より低価格で導入できることを目的とした製品群です。このため、詳細な製品性能データやシステム要求データは用意していません。したがって、次の各項目についてご理解の上、導入されるよう、お願いします。
(1) 導入前に、必ず、製品の評価版による検証をお願いします。
製品のパフォーマンスは、監視要件や実際に導入される環境によって異なります。導入の前に、実運用環境またはそれと同等の環境で、十分に製品を評価していただき、利用用途、要件、利用環境に適合することを確認してください。
(2) 専用サーバーを用意し、製品単体で運用してください。
ManageEngine®製品は、システム要件を満たすサーバー上での製品単体の運用が前提です。同一サーバーに他のアプリケーションを共存させる運用はお薦めしません。共存運用で発生した問題は、原因切り分けのため、単体サーバーでの再現性の検証をお願いする場合があります。ただし、技術的な可能性や共存の方法に関する情報は提供可能です。
(3) 仮想化環境上で運用する場合、評価版で性能を確認してください。
VMware、Hyper-V、Amazon EC2、Azureなどの仮想化環境上でも、対応OS上であれば運用可能ですが、性能に関しては、必ず、評価版を利用して製品性能を十分に検証して、性能要件を満足するかどうかを確認してください。対応OSに関する情報は、動作環境ページを参照してください。
(4) クラスタリングソフトウェアを使用した High Availability 運用に関する情報は用意していません。
ManageEngine®製品では、サードパーティ製クラスタリングツールを用いたHigh Availability(HA)構成に関する技術情報は用意していません。上記ツールを使用した環境で発生した問題はサポートできない場合があることをご承知おきください。したがって、当該HA環境で十分に評価の上、導入してください。
(5) 複数 Edition を提供する製品では、Edition 間の機能差異に注意してください。
Edition 間の機能差異や、評価版が対応する Edition については、当社Webサイトの各製品のページで紹介しています。必ず確認し、利用用途、要件、利用環境に適合するEditionを選択してください。
(6) 評価版を利用してシステムを導入/構築する場合、評価版の利用可能期間に注意してください。
評価版を利用したシステム導入/構築期間が評価版の利用可能期間を超える場合、当社営業まで相談してください。
(7) 製品のリリースサイクル/アップグレード頻度にご注意ください。
ManageEngine®製品では、年に1~3回程度、リリースが行われます(製品によりリリース頻度は異なります)。また、最新バージョンがリリースされた際、直前のバージョンは最新バージョンのリリースから1年後にEOL(サポート終了)を迎えます。安心して製品をご利用頂くため、導入の際には、製品のリリースサイクル/バージョンアップ頻度をご確認の上、アップグレード計画含めご検討をお願いします。
(8) 導入/構築サービスを希望される場合は相談してください。
ManageEngine®製品の導入構築サービスを希望される場合は、当社営業まで相談してください。当社ソリューションパートナーを紹介いたします。導入構築をソリューションパートナーに依頼する場合、製品の保守窓口を明確にするため、ManageEngine®製品ライセンスも当該ソリューションパートナーより購入していただきます。