グループ作成テンプレート
このドキュメントでは、次の方法について説明します。
- グループ作成テンプレートの作成
- レイアウトビューの使用
- グループ作成ルールの作成
- グループ作成テンプレートの変更
- グループ作成テンプレートの削除
グループ作成テンプレートを作成する手順
- [管理]タブに移動します。
- 左側のペインで、[Azure Active Directory] > [グループ管理]に移動します。
- [グループ作成テンプレート]カテゴリーで、作成するテンプレートをクリックします(Microsoft 365グループ、配布/メールが有効なセキュリティーグループ、動的配布グループの作成テンプレート)。
- [新しいテンプレートを作成]をクリックします。
- テンプレート名を入力し、[Microsoft 365アカウント]を選択します。
- 指定した条件が満たされた場合に希望の属性に値を自動入力してグループ設定を構成するルールを設定するには、[ルール表示]ボタンをクリックします。
- [ドラッグ&ドロップを有効化]ボタンをクリックして、[項目トレイ]から希望の項目をテンプレート内の適切なタブにドラッグ&ドロップし、また不要な項目は逆に[項目トレイ]にドラッグ&ドロップして、テンプレートをカスタマイズします。
- 必要に応じてテンプレートを設定したら、[テンプレートを保存]をクリックします。
レイアウト表示の使用方法(ドラッグ&ドロップ)
- [グループ作成テンプレート]ページで、[レイアウト表示]セクションにある[ドラッグ&ドロップを有効化]オプションをクリックします。
- [レイアウト表示]セクションのタブで、複数の項目グループの下に、すべての項目が配置されます。任意のタブの右隅にある[グループの追加]オプションをクリックして新しい項目グループを作成し、その下に新しい項目を配置できます。
- 項目グループの名前を変更するには、項目グループ名の横にある編集アイコンをクリックします。[名前の変更]オプションを選択して名前を変更します。
- 項目グループ全体を非表示または削除するには、それぞれ[サイレントアクティブ化]または[削除]リンクをクリックします。
- 項目グループの下にあるコンポーネントは「項目」と呼ばれます。項目名やその他の設定を変更するには、次の手順に従います。
- 項目の横にある編集アイコンをクリックします。表示される[コンポーネントの編集]ウィンドウで、次の手順に従います。
- [項目名]テキストボックスに新しい名前を入力します。
- 各項目の初期設定値を入力します。
- [オプション]をクリックして、項目を[必須]または[読み取り専用]に設定します。たとえば、プライマリーSMTPアドレスを必須に設定できます。
- [ヘルプカード]テキストボックスに、各項目の近くにツールヒントとして表示するテキストを入力します。たとえば、[名前]項目の近くに、グループ名は常に一意である必要があることを表示できます。
- 必要なすべての変更が完了したら、[完了]をクリックします。
- Microsoft 365、配布/メールが有効なセキュリティーグループ、動的配布グループの作成に関連するさまざまな項目については、このドキュメントを参照してください。
- [テンプレートを保存]をクリックします。
グループ作成ルール
これらのルールは、グループ作成の都度、自動更新する項目を管理者が指定するのに役立ちます。条件ベースでも項目に値を割り当てることが可能です。つまり、属性は、指定した条件が満たされた場合にのみ更新されます。たとえば、モデレーションが有効なグループに対して、モデレーション通知をグローバル管理者に常に送信するためのルールを作成できます。
グループ作成ルールを作成する手順
- [グループ作成テンプレート]ページで、右隅にある[ルール表示]ボタンをクリックします。
- [新規ルールの作成]をクリックして、新規作成ルールを作成します。その後、必要に応じて、他のテンプレートから既存のルールを追加したり、新しいルールを追加したりできます。
- 新しい作成ルールを作成するには、[条件]セクションで、次の手順に従います。
- [条件の追加]をクリックします。
- チェックが必要な項目、条件、その条件でチェックする値を選択します。例:モデレーター- 等しい - John
- 別の条件を追加するには、[+]をクリックします。
- [値の割り当て]セクションで、条件が満たされた場合に値を自動入力する項目とそれぞれの値を選択します。例:モデレーター通知を送信 - 宛先 - user@domain.com
- このルールのカスタム名を指定するには、[ルール1]の近くにある★アイコンをクリックし、希望の名前を入力します。例:モデレーターの割り当て
- また、条件を評価せずに項目に値を割り当て可能です。[値の割り当て]セクションで、[設定]ドロップダウンの項目のリストから希望の項目を選択し、値を割り当て、[追加]をクリックしてその値を保存します。
- 新しいルールを追加するには、[ルール表示]セクションの右上隅にある[ルールの追加]ボタンをクリックします。条件を追加し、[値の割り当て]セクションに項目を追加します。
- [テンプレートを保存]をクリックして変更を保存します。
作成したテンプレートは、M365 Manager Plusを使用して配布グループ、メールが有効なセキュリティーグループ、Microsoft 365グループを単独または一括作成する際に使用できます。
グループ作成テンプレートを変更する手順
- [管理]タブに移動します。
- 左側のペインで、[Azure Active Directory] > [グループ管理]に移動します。
- [グループ作成テンプレート]カテゴリーで、変更が必要なテンプレートのタイプをクリックします(Microsoft 365グループ、配布/メールが有効なセキュリティーグループ、動的配布グループの作成テンプレート)。
- 使用可能なすべてのグループ作成テンプレートが表示されます。
- [アクション]列で、変更が必要なテンプレートに対応するアイコンをクリックします。
- 必要に応じてテンプレートを変更し、[テンプレートを保存]をクリックします。
グループ作成テンプレートを削除する手順
- [管理]タブに移動します。
- 左側のペインで、[Azure Active Directory] > [グループ管理]に移動します。
- [グループ作成テンプレート]カテゴリーで、削除が必要なテンプレートのタイプをクリックします(Microsoft 365グループ、配布/メールが有効なセキュリティーグループ、動的配布グループの作成テンプレート)。
- 使用可能なすべてのグループ作成テンプレートが表示されます。
- [アクション]列で、削除が必要なテンプレートに対応するアイコンをクリックします。
- 確認ポップアップで[はい]をクリックします。
メモ:組み込みの作成テンプレートは変更も削除もできません。
項目トレイ:
レイアウト表示では、左端のペインに初期設定のすべてのタブとそれらに対応するすべての項目が表示されます。このペインは「項目トレイ」と呼ばれます。項目は、テンプレート内の希望のタブにドラッグ&ドロップできます。不要な項目はテンプレートから項目トレイに戻せます。
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サイレントアクティブ化:
[サイレントアクティブ化]オプションを使用すると、タブや項目を実際には削除せずに非表示にできます。このオプションを有効にすると、グループのサイレントアクティブ化されたすべての属性は更新されますが、作成プロセス中は表示されません。
このオプションは、管理者がタブ内の属性に値を設定したいが、グループを作成しているユーザーに設定値を知らせたくない場合に、使用すると便利です。
このオプションを表示するには、レイアウトビューで[ドラッグ&ドロップを有効化]オプションをクリックし、サイレントアクティブ化する項目の上にマウスカーソルを合わせます。★アイコンをクリックすると、[サイレントアクティブ化]が表示されます。項目グループやタブ全体も、サイレントアクティブ化できます。
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項目グループ:
項目グループには、共通の1つの見出しの下に配置された関連属性のグループが含まれます。新しい項目グループを追加するには、タブ内の右上隅にある[グループの追加]オプションを使用します。タブと同様、項目グループや項目グループに配置されている任意の項目も、サイレントアクティブ化できます。
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ドラッグ&ドロップ:
このオプションを使用すると、希望の項目や属性を適切なタブ内にドラッグ&ドロップできます。
新しい項目を追加するタブをクリックします。次に、項目トレイ内の希望の項目をタブ内の適切な項目グループにドラッグ&ドロップします。
項目/属性の移動中、項目グループ内にボックスが自動表示されます。このボックス内の適切な位置に、希望の項目をドロップできます。