連絡先作成テンプレート

このドキュメントでは、次のことを説明します。

• 連絡先作成テンプレートの作成
• レイアウト表示の使用
• 連絡先作成ルールの作成
• 連絡先作成テンプレートの変更
• 連絡先作成テンプレートの削除

連絡先作成テンプレートの作成：

1. [管理]タブに移動します。
2. 左側のメニューで、[Azure Active Directory]→[連絡先管理]に移動します。
3. [連絡先テンプレート]カテゴリで、[連絡先作成テンプレート]をクリックします。
4. [新しいテンプレートを作成]をクリックします。
5. テンプレート名を入力し、Microsoft 365アカウントを選択します。
6. [ルール表示]ボタンをクリックして、指定された条件を満たした場合に、希望の属性を自動入力するルールを設定することができます。
7. [ドラッグアンドドロップを有効化]ボタンをクリックして、必要なフィールドをフィールドトレイからテンプレートの適切なタブに、またはその逆にドラッグアンドドロップするだけでテンプレートをカスタマイズすることができます。
8. 要件に従ってテンプレートを構成した後、[テンプレートの保存]をクリックします。

レイアウト表示の使用方法（ドラッグアンドドロップ）

1. [連絡先作成テンプレート]ページで、[レイアウト表示]セクションにある[ドラッグアンドドロップを有効化]をクリックします。
2. [レイアウト表示]セクションのタブの下に、いくつかのフィールドグループの下に配置されたすべてのフィールドがあります。タブの右隅にある[グループの追加]オプションをクリックして新しいフィールドグループを作成し、その下に新しいフィールドを配置できます。
• フィールドグループの名前を変更するには、フィールドグループ名の横にある編集アイコンをクリックします。[名前の変更]オプションを選択して、名前を変更します。
• フィールドグループ全体を非表示にするか削除するには、それぞれ[サイレントアクティブ化]または[削除]オプションをクリックします。
3. グループの下にあるコンポーネントはフィールドと呼ばれます。フィールドの名前やその他の設定を変更するには、
• フィールドの横にある編集アイコンをクリックします。[フィールド名]テキストボックスに新しい名前を入力します。
• それぞれのフィールドにデフォルト値を入力します。
• [オプション]をクリックして、[必須]または[閲覧のみ専用]フィールドを作成します。たとえば、名前と苗字を必須にすることができます。
• [ヘルプカード]テキストボックスに、それぞれのフィールドの近くにツールチップとして表示されるテキストを入力します。
• 必要な変更がすべて行われたら、[完了]をクリックします。
4. Microsoft 365メール連絡先の作成に関連するさまざまなフィールドについては、このドキュメントを参照してください。
5. [テンプレートの保存]をクリックします。

連絡先作成ルール

これらのルールは、管理者がメール連絡先が作成されるたびに自動的に更新されるフィールドを指定するのに役立ちます。フィールドに割り当てられた値は条件ベースにすることもできます。つまり、指定された条件が満たされた場合にのみ属性が更新されます。

連絡先作成ルールの作成

1. [連絡先作成テンプレート]ページで、右隅にある[ルール表示]ボタンをクリックします。
2. [新しいルールを作成]をクリックして、新しい作成ルールを作成します。要件に応じて、他のテンプレートから既存のルールを追加したり、新しいルールを追加したりできます。
3. 新しい作成ルールを作成するには、[条件]セクションで、
• [条件を追加]をクリックします。
• チェックする必要のあるフィールド、条件（等しい、等しくない、含む、含まず、など）、値を選択します。例：[モデレーター][は次のものと等しい][John]
• 「+」をクリックして、別の条件を追加します。
• [値を割り当て]セクションで、条件が満たされたときに自動的に入力する必要があるフィールドと、それぞれの値を選択します。例：[もでレーション通知を送信]宛先[内部]
• ルール1の近くにあるアイコンをクリックし、必要な名前を入力することで、このルールのカスタム名を指定できます。例：モデレーターの割り当て
4. 条件を評価せずにフィールドに値を割り当てることも可能です。[値の割り当て]セクションで、[設定]ドロップダウンから必要なフィールドを選択し、選択したフィールドの値を指定して、[追加]をクリックしてこの値を保存します。
5. 新しいルールを追加するには、[ルール表示]セクションの右上隅にある[新しいルールを追加]ボタンをクリックします。[値の割り当て]セクションに条件とフィールドを追加します。
6. [テンプレートの保存]をクリックして変更を保存します。

作成されたテンプレートは、M365 Manager Plusを使用して単一または一括のMicrosoft 365メール連絡先を作成するときに使用できます。

連絡先作成テンプレートの変更

1. [管理]タブに移動します。
2. 左側のウィンドウで、[Azure Active Directory]→[連絡先管理]に移動します。
3. [連絡先テンプレート]カテゴリで、[連絡先作成テンプレート]をクリックします。
4. 連絡先作成テンプレートの一覧が表示されます
5. [アクション]列で、変更する必要のあるテンプレートに対応するアイコンをクリックします。
6. 要件に従ってテンプレートを変更し、[テンプレートの保存]をクリックします。

連絡先作成テンプレートの削除

1. [管理]タブに移動します。
2. 左側のウィンドウで、[Azure Active Directory]→[連絡先管理]に移動します。
3. [連絡先テンプレート]カテゴリで、[連絡先作成テンプレート]をクリックします。
4. 連絡先作成テンプレートの一覧が表示されます。
5. [アクション]列で、削除する必要のあるテンプレートに対応するアイコンをクリックします。
6. 確認ポップアップで[はい]をクリックします。

フィールドトレイ：

レイアウト表示では、左端のペインにすべてのデフォルトタブとそれに対応するすべてのフィールドがあります。このペインはフィールドトレイと呼ばれます。フィールドは、テンプレート内の必要なタブにドラッグアンドドロップするか、不要なフィールドをテンプレートからフィールドトレイに戻すことができます。

サイレントアクティブ化：

[サイレントアクティブ化]オプションを使用すると、タブまたはフィールドを実際に削除せずに非表示にすることができます。このオプションを有効にすると、サイレントにアクティブ化されたすべての属性がMicrosoft 365の連絡先で更新されますが、作成プロセス中には表示されません。

このオプションは、管理者がタブの属性に値を指定したいが、連絡先を作成した人に提供されている値を知らせたくない場合に役立ちます。

このオプションを表示するには、レイアウト表示で[ドラッグアンドドロップを有効化]ボタンをクリックし、フィールドにカーソルを合わせます。アイコンをクリックして、[サイレントアクティブにする]を表示します。フィールドグループとタブ全体でさえ、サイレントにアクティブにすることができます。

フィールドグループ：

フィールドグループには、1つの共通のヘッドの下に配置された関連属性のグループが含まれます。新しいフィールドグループは、右上隅のタブ内に配置されている[グループを追加]オプションを使用して追加できます。タブと同様に、フィールドグループ、またはフィールドグループに配置された任意のフィールドを「サイレントアクティブ」にすることができます。

ドラッグアンドドロップ：

このオプションを使用すると、必要なフィールドまたは属性を必要なタブにドラッグアンドドロップできます。

新しいフィールドを追加するタブをクリックします。次に、必要なフィールドをフィールドトレイからタブ内の必要なフィールドグループにドラッグアンドドロップします。

フィールド/属性を移動すると、フィールドグループ内にボックスが自動的に表示されます。このボックス内の必要なフィールドを必要な位置にドロップできます。