MySQLからPostgreSQLへの移行

メモ：移行にはApplications Managerのビルド13210以上が必要です。サポート タブでビルド番号を確認ください。

要件

  1. 移行を始める前に、次のファイルでデータベース ポート番号をチェックしてください（番号は全ファイルで共通の必要があります）。
    • 「AppManager_Home/conf」のAMServer.properties
    • 「AppManager_Home/working/conf」のdatabase_params.conf
    • 「AppManager_Home/working/bin」のstartMySQL.bat（MySQLビルドからのエクスポート前）とstartPGSQL.bat（PostgreSQLビルドへのインポート前）
  2. PostgreSQLはMySQLとビルド番号を合わせてください。必要に応じ、新規PostgreSQLビルドの開始・停止を行います。
  3. 移行を始める前に、MySQLデータベースのバックアップの取得を実行してください。

移行の手順

手順1：MySQLビルドの「ManageEngine Applications Manager」サービスを停止し、管理者としてコマンド プロンプトで、<AppManager Home>ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。 shutdownApplicationsManager.bat
shutdownApplicationsManager.bat -force
Linuxの場合は、<AppManager Home>ディレクトリで、次のコマンドを実行してください。
sh shutdownApplicationsManager.sh 
sh shutdownApplicationsManager.sh -force

手順2：MySQLのApplications Managerで、コマンド プロンプトを管理者として起動、<AppManagerHome>/bin/Migration/MigrateToPGSQL.batを実行すると、データ エクスポートが始まります。進行状況は下記サンプルのよう実行すると、<AppManager Home>/logs/Migration/で確認できます。

例：
MigrateToPGSQL.bat Export
sh MigrateToPGSQL.sh Export（Linuxの場合）
手順3：MySQLのApplications Managerから、<AppManager Home>/working/Migration.zipファイルをコピー、PostgreSQL側の製品サーバーで同じ場所に解凍します（すべての*.txtファイルを<AppManagerHome>/working/Migration/に置いてください）。
 
手順4：MySQLのApplications Managerで<AppManager Home>\bin\BackupConfig.bat（またはsh）を実行、<AppManager Home>\working\backup\backupconfzip_Type_Build_Date_HH_MM_SS.zipファイルをPostgreSQL側の製品サーバーで同じ場所にコピーしてください。
 
手順5：PostgreSQLビルドのAppManager_HOME/confフォルダーにある、AMServer.propertiesをバックアップしてください。
 
手順6：<AppManager Home>\bin\RestoreConfig.bat（またはsh）を、手順4でコピーしたbackupconfzip_Type_Build_Date_HH_MM_SS.zipファイルを用いて実行します。
 
手順7：PostgreSQLのApplications Managerで、<AppManager Home>/working/pgsql/dataに移動し、「amdb」フォルダーを削除か名前変更します。
 
手順8：PostgreSQLのApplications Managerで、コマンド プロンプトを管理者として起動、<AppManager Home>/bin/Migration/MigrateToPGSQL.batを実行すると、データ インポートが始まります。進行状況は下記のサンプルのように実行すれば、<AppManager Home>/logs/Migration/でわかります。
例：
MigrateToPGSQL.bat Import
sh MigrateToPGSQL.sh Import（Linuxの場合）
手順8：AMServer.propertiesに記載のあるPostgreSQLビルド ホスト詳細を、手順5で取得したバックアップ ファイルの内容に置き換えてください。
 
手順9：PostgreSQL側のApplications Managerを起動し、お客さまのデータを確認ください。
 

メモ：
1：移行のち、かならず、監視に必要なファイルをすべてMySQL側からPostgreSQL側の環境にコピーしてください。データベース移行が完了しだい、破損テーブルがないことを確認お願いします。移行先環境の起動は、確認後としてください。
2：MigrateToPostgreSQLやMigrateToMSSQLスクリプトを実行すると、working\migrationフォルダーにテキスト ファイルが作成され、同じスクリプトの実行はできなくなります。「migration」フォルダーを削除か名前変更してから再実行ください。