APMインサイト(Webトランザクション監視)とは
Applications ManagerのAPMインサイトは、エンドユーザーのビジネスアプリケーションに対する動作を解析する機能です。実行されたURLからデータベースのSQLクエリまでの Javaコンポーネントのパフォーマンスを表示し、アプリケーションのボトルネックを可視化します。どこで性能の低下が発生していたとしても、迅速に状況を把握し、問題個所を洗い出すことができます。
アプリケーション管理者が直面する課題をAPMインサイトで解決します
- アプリケーションの使用状況やステータスを可視化
- パフォーマンスのボトルネックであるコンポーネントを特定
- 遅延の原因となるSQLクエリの特定とパフォーマンスを監視
- 優れたUXのアプリケーションを実現するためのトラブルシューティング
以上のようなアプリケーション管理をApplications Manager の「APMインサイト」で実現できます。
APMインサイトで監視可能なアプリケーション
当ページではAPMインサイトでのJavaアプリケーションのトランザクション監視をご紹介します。その他のアプリケーションのAPMインサイトについては、各ページをご参照ください。
APMインサイト Javaアプリケーション監視の機能
Applications ManagerのAPMインサイトでは、Javaアプリケーションを解析して次の項目を表示します:
- アプリケーションの応答時間・スループット・リクエスト数
- 実行されたWebトランザクション・エラーのトランザクションのパフォーマンス
- アプリケーションのユーザー満足度(Apdexスコア)
- 実行されたデータベースクエリのパフォーマンス
- JVMのパフォーマンス
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
アプリケーションの応答時間・スループット・リクエスト数
指定した時間帯のアプリケーションの応答時間、スループット・実行されたリクエスト数を表示します。アプリケーションのパフォーマンスに問題が発生した時間帯を正確に特定し、調査を開始することが可能です。
実行されたWebトランザクション・エラーのトランザクションのパフォーマンス
WebトランザクションをURL毎に表示します。URLから実行されたデータベースのSQLクエリまでドリルダウンして表示することが可能です。データベースのパフォーマンスが下がるクエリを特定できます。
無料で使えます[機能・監視数 無制限]
アプリケーションのユーザー満足度(Apdexスコア)
Apdexスコアによって、アプリケーションの処理に対するユーザーの満足度をはかることができます。ユーザー満足度の低い機能・処理を発見し、改善個所を洗い出すことができます。
実行されたデータベースクエリのパフォーマンス
APMインサイトでは、データベースのパフォーマンス情報がひと目でわかるように図や表で可視化します。稼働の遅いデータベースを特定できたり、データベース使用量やデータベースのパフォーマンスを把握できます。アプリケーションパフォーマンスのボトルネックになりやすいデータベースクエリを表示して、遅延の根本的な原因を特定できます。
JVMのパフォーマンス
Javaアプリケーションが実行されているJVMが監視できます。実行中のJVMのスレッドダンプを解析できます。
JVM 監視も利用できます。実行中のJVMのスレッドダンプを解析できます。 パフォーマンス情報と一緒に、Java や J2EE、SQLなどあらゆるコンポーネントのURLの実行時間とステータスが表示されます。
APMインサイトの詳細情報
- APMインサイト ユーザーガイド
APMインサイトのご利用方法やソフトウェア上での操作方法を紹介しています。 - スタートアップガイド
製品の導入手順から設定方法までの詳細ガイドです。
関連項目
- アプリケーションサーバー監視
Javaアプリケーションをデプロイするサーバーを監視する機能をご紹介します。 - データベース監視
データベースを詳しく監視する機能をご紹介します。 - APMインサイトのApdexスコアとは?
Apdexスコアの概念について解説した弊社ブログ記事です。