トラブルシューティングのヒント

  • アクセスが拒否されました

    使用するオペレーティングシステムがWindows Vista以降の場合は、ユーザーアカウントコントロール(UAC)が無効になっていることを確認してください。UACを有効にすると、管理者だけがソフトウェアをインストールできます。

    UACを無効にするには、次の手順を実行します。
    [コントロールパネル] → [ユーザーアカウント]を選択します。

    • Windows 7およびWindows 2008 R2の場合、
      • [ユーザーアカウントコントロール]の設定リンクをクリックします。
      • これにより、コントロールレベルを示す[ユーザーアカウントコントロール設定]ダイアログが開きます。
      • コントロールレベルを「決して通知しない」にドラッグし、「OK」をクリックします。
    • Windows VistaおよびWindows 2008の場合
      • [ユーザーアカウントの設定をオンまたはオフにする]をクリックします。
      • [ユーザーアカウントコントロール(UAC)によってコンピューターを保護する]オプションを選択解除し、[OK]をクリックします。
  • サーバーがダウンしています。コンポーネントのサーバーが稼動していることを確認します。

  • このエラーは、連携しようとしているコンポーネントが実行されていない場合に発生します。
    AD360と連携しようとしているコンポーネントがインストールされ、コンポーネントが実行されていることを確認してください。
    そうでない場合、「スタート」→「すべてのプログラム」→「XYZ」 →「XYZを開始」をクリックします。ここで、XYZはコンポーネントの名前です。

  • 互換性のないコンポーネントです。コンポーネントのビルドにAD360との適合性があるかご確認ください。

  • このエラーは、連携しようとしているコンポーネントのビルドが、AD360のビルドでサポートされているビルドより低い、または高い場合に発生します。
    各コンポーネントまたはAD360を最新ビルドにアップグレードしてください。

  • リモートホストにインストールされたコンポーネントには上位管理者の資格情報が必要です。

  • リモートホストにインストールされているコンポーネントを連携しようとすると、インストールされているコンポーネントのスーパー管理者の資格情報が必要になります。
    連携を進めるには、スーパー管理者の資格情報を入力してください。

  • 不適切なサーバーの詳細

  • 入力したサーバーの詳細は、別のコンポーネントに属している、または無効です。入力した値が選択したコンポーネントに属していることを確認し、もう一度やり直してください。

  • AD360のコンポーネント設定を更新してからお試しください。

  • この問題を解決するには、次の手順をご参照ください。

    1. [管理]タブ-->[管理]-->[AD360統合]に移動します。AD360の各コンポーネントのタブが表示されます。
    2. 修正する必要のあるコンポーネントをクリックします。
    3. 特定のコンポーネントが実行されているサーバーのサーバー名またはIPアドレスおよびポート番号を入力します。
    4. ドロップダウンから接続プロトコルを選択します。
    5. [更新設定]をクリックします。
  • 通信障害

  • 製品に有効なSSL証明書があり、SSL 3.0が無効であることを確認してください。
    それでも問題が解決しない場合は、技術サポートまでお問い合わせください。

  • 通信障害ポートとプロトコルを確認してください。

  • この問題を解決するには:

    • 連携しようとしているコンポーネントが起動していることを確認してください。
    • ファイアウォールがポート番号をブロックしていないことを確認してください。
    • 選択したプロトコルがその特定のコンポーネントに対して正しいことを確認してください。

    それでも問題が解決しない場合は、技術サポートまでお問い合わせください。

  • 無効なコンポーネントの詳細

  • 環境内に同じコンポーネントのインスタンスが2つ以上インストールされており、2番目のコンポーネントをAD360と連携しようとすると、このエラーが発生します。
    2番目のコンポーネントを連携するには、次の手順を実行します。

    1. [管理]タブ-->[管理]-->[AD36統合]に移動します。
    2. AD360と連携するコンポーネントを選択します。
    3. 新しいコンポーネントを追加するには、[削除する]-->[OK]をクリックし、既存のコンポーネントをAD360から削除します。
    4. 追加するコンポーネントのサーバー名およびポート番号を入力し、[今すぐ連携]をクリックします。

    設定したコンポーネントはAD360と連携されます。

  • 無効なサーバーURL

  • 入力したサーバーのURLを確認します。

    1. 特定のコンポーネントが実行されているサーバーのサーバー名またはIPアドレスおよびポート番号をそれぞれのテキストボックスに入力します。
    2. ドロップダウンから接続プロトコルを選択します。
    3. [今すぐ統合]をクリックします。
  • AD360とそのコンポーネント間の通信障害。同期に失敗しました。

  • 説明:
    AD360のプロキシを正しく構成しなかった場合、AD360とその連携コンポーネント間の同期が失敗する可能性があります。

    解決策:
    AD360で設定されているプロキシ設定が正しいことを確認してください。

  • 1つ以上のコンポーネントのダッシュボードを表示できません

    以下は、コンポーネントのダッシュボード表示を妨げる可能性のある状況の一覧です。

    • コンポーネントのセットアップ:AD360のダッシュボードを表示するには、まずコンポーネントをダウンロードしてインストールする必要があります。AD360にコンポーネントをインストールし連携した場合にのみ、そのダッシュボードを表示できます。コンポーネントをすでにインストールしている場合は、コンポーネントのホスト名およびポート番号の変更が、AD360の管理設定の[AD360統合]タブに反映されていることを確認してください。AD360およびコンポーネントをインストール後の連携につきましては、ここをクリックしてください。
    • ドメイン:異なるコンポーネントで異なるドメインを構成することは可能です。異なるコンポーネントのダッシュボードビューを切り替えるたびに、そのコンポーネントで構成したドメインが選択されていることを確認します。また、適切な資格情報でログインして、選択したドメインのダッシュボードを表示していることを確認してください。
  • 他のアプリケーションで使用されていないHTTPポート番号を入力してください。

    説明:
    このエラーは、HTTPSを有効にしようとしているときに発生することがあります。HTTPSを有効にしようとすると、AD360は選択したHTTPSポート番号に基づいて自動的にHTTPのポート番号を割り当てます。新しいHTTPポート番号が他のアプリケーションによって使用されている場合、このエラーが発生します。

    解決策:

    1. エラーが表示されたら、[HTTP]を選択します。
    2. 他のアプリケーションで使用されていないポート番号に変更します。
    3. 次に、HTTPSを選択します。
    4. [保存]をクリックします。
  • アプリペインから他のコンポーネントにアクセスできません。

    他のコンポーネントがHTTPSで実行されており、AD360がHTTPで実行されているかどうかを確認してください。

    はいの場合、次のいずれかを実行できます。

    問題が解決しない場合は、技術サポートまでお問い合わせください。

  • SMS設定

    SMSサーバー設定でのSSLHandshakeExceptionのトラブルシューティング

    説明:
    この例外は、SMTPメールサーバーまたはAD360でSSLを使用するWebサーバーを構成し、サーバーが自己署名証明書を使用する場合に発生します。AD360で使用されるJava Runtime Environmentは、明示的にインポートされない限り、自己署名証明書を信頼しません。

    解決策:
    サーバーで使用される自己署名証明書をAD360で使用されるJREパッケージにインポートする必要があります。次の手順をご参照ください。

    ステップ1:証明書をダウンロードする


    SMTPサーバーの場合:

    SMTPサーバーが使用する証明書をダウンロードするには、OpenSSLがインストールされている必要があります。こちらからダウンロードできます。

    1. コマンドプロンプトを開き、OpenSSLがインストールされている場所のbinフォルダーに移動します。
    2. 次のコマンドを実行します。
        openssl.exe s_client -connect SMTPServer:Portno -starttls smtp → certificatename.cer 例:openssl.exe s_client -connect smtp.gmail.com:587 -starttls smtp → gmailcert.cer

    ウェブサーバーの場合:

    1. ブラウザでウェブURLを開きます。
    2. アドレスバーの南京錠アイコンをクリックします。
    3. [詳細情報]をクリックします。これにより、そのWebサーバーで使用されている証明書を示す[証明書ビューアー]ウィンドウが開きます。
    4. [証明書を表示する]をクリックします。
    5. 証明書情報機関を表示する証明書情報ウィンドウが表示されたら、[詳細]タブをクリックします。
    6. [ファイルにコピーする]をクリックします。
    7. 証明書のエクスポートウィザードが表示されたら、[次へ]をクリックします。
    8. DREでエンコードされたバイナリX.509(.CER)の形式を選択し、[次へ]をクリックします。
    9. ファイルを保存するパスを入力し、[完了]をクリックします。

    ステップ2:AD360のJREパッケージで証明書をインポートする


    1. コマンドプロンプトを開き、<AD360_インストールディレクトリ>\jre\binフォルダーに移動します。デフォルトのパス:C:\ManageEngine\AD360\jre\bin
    2. 次のコマンドを実行します
      • Keytool -importcert -alias myprivateroot -keystore ..\lib\security\cacerts -file
      例:Keytool -importcert -alias myprivateroot -keystore ..\lib\security\cacerts -file C:\smtpcert.cer
    3. パスワードの入力を求められた場合は、changeitを入力します。
    4. はい/いいえのプロンプトが表示されたのち、「y」を入力します。
    5. コマンドプロンプトを閉じ、[services.msc]にてAD360を再起動します。
       概要