プレスリリース

ManageEngineのSIEMソフトウェア Log360 

「UEBA」オプションをリリース

機械学習による行動分析で、内部脅威へのセキュリティ強化を実現

2020年3月2日

ゾーホージャパン株式会社(代表取締役: マニカンダン・タンガラジ、本社:横浜市、以下、ゾーホージャパン)は、SIEMソフトウェア「ManageEngine Log360」に拡張機能「UEBA(User and Entity Behavior Analytics:ユーザーおよびエンティティの行動分析)」を加えた最新版を2020年3月2日にリリースいたしました。

Log360のUEBA機能は、機械学習による内部攻撃・異常検出を可能にします。主な機能として、「スコアベースのリスク評価」や「脅威の識別」があり、内部脅威の識別/特定/調査に有用です。ユーザーやサーバー/ワークステーションへの不正アクセスやデータ流出を検知します。

UEBA機能を含むフル機能を30日間利用できる無料評価版(技術サポート付)は、以下のWebサイトよりご利用いただけます。

https://www.manageengine.jp/products/Log360/download.html

■Log360 UEBAとは

Log360のUEBA機能は、スコアベースのリスク評価、脅威の識別・異常検出ができるほか、内部脅威の特定/調査に有益な役割を果たします。Verizonの2019年度データ漏洩/侵害調査報告書によると、2018年に確認された41,686件のセキュリティインシデントのうち、内部攻撃者が関与するものは30%を超えていたと報告されています。内部の人物による攻撃は、正当な手法でデータへアクセスできてしまうため、攻撃の兆候を見つけることが難しく、とりわけ従来の検知システムでは検出が困難なものでした。Log360 UEBAでは、製品が収集したログ情報からユーザーの通常の行動をベースラインとして定義し、そこから逸脱する動作にはフラグを付けることで、強固かつ精密な脅威検知が可能です。

「今日のITセキュリティ環境では、厳格なアラート規則や従来の検知システムでは、もはや不十分です。今必要とされているのは、継続的な変化を学習しそれに適応していけるシステムです。Log360のUEBAは、まさにそれを実現し、脅威検知の精度を上げると同時に、本当に調査すべき脅威の識別および調査を可能にします。」――ゾーホージャパン株式会社代表取締役 マニカンダン・タンガラジ

■Log360 UEBAの特長

Log360のUEBA機能はログとして検出されるユーザーの行動を監視し、動作の変化を特定します。見逃されがちな異常行動も、フラグがつけられることで、脅威の検知と対応までにかかる時間を短縮します。Log360のUEBAの特長として次のことが挙げられます:

  • 異常検知:異常な時間帯のログオン、異常な回数のログオン失敗、特定のユーザーによる通常使用されるはずのないホストからのファイル削除など、異常なユーザーやエンティティの行動を特定します。
  • スコアベースのリスク評価:各ユーザー/エンティティの行動を分析し、その危険度に基づいたリスクスコアを生成します。これにより、優先的に調査すべき脅威の判断が容易になります。
  • 脅威の識別:侵害や攻撃の兆候を特定し、内部脅威、アカウント侵害、データ流出などの主要な脅威を明らかにします。
■価格と無料評価版

UEBA機能オプションの価格は下記の通りです。

  • 年間ライセンス 104,000円
  • 通常ライセンス 初年度254,000円、次年度以降の年間保守サポート 43,000円

UEBA機能を含むフル機能を30日間利用できる無料評価版(技術サポート付)は、以下のWebサイトをご参照ください。

ManageEngineについて

ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。必要十分な機能に限定、かつ、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。

また、中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で、これまで大手ITベンダーが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、5,000ライセンスを超える販売実績があり、安心して使える製品・サービスです。

最大で37言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で18万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。

ゾーホージャパン株式会社について

ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ CEO:Sridhar Vembu)が開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ソフトウェア、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。
企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界18万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。「ManageEngine」は、ネットワーク管理のOEM市場でスタンダードとして認知されてきたネットワーク管理開発ツール「WebNMS」のノウハウや経験を生かして開発されたものです。
また、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で4,500万人を超えるユーザーに利用されています。国内では「Zoho CRM」や、40種類以上の業務アプリケーションを利用できる「Zoho One」を中心にユーザー数を増やしています。

Zoho Corporation

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■報道関係からのお問い合わせ先: ゾーホージャパン株式会社 マーケティング部 
Mail: jp-memarketing@zohocorp.com TEL: 045-319-4613
■お客様からのお問い合わせ先: ゾーホージャパン株式会社 営業部
Mail: jp-mesales@zohocorp.com TEL: 045-319-4612
■ゾーホージャパンURL:http://www.zoho.co.jp/
■ManageEngine事業サイトURL:https://www.manageengine.jp/

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