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ManageEngineの特権ID管理ソフト、Azure ADとの連携機能を追加 クラウドサービスのIDセキュリティ強化にも貢献
2017年1月24日
ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市、以下、ゾーホージャパン)は、特権IDの管理を最適化し、企業のIDセキュリティ強化や監査の効率化を支援するソフトウェア「ManageEngine Password Manager Pro(マネージエンジン パスワード マネージャー プロ、以下、Password Manager Pro)」の最新版「ビルド8603」を2017年1月24日より、正式に提供開始します。最新版ビルドではマイクロソフト「Azure AD」との連携機能が追加されています。
WindowsのAdministrator、Linux/Unixのroot、Ciscoのenableなど、ユーザーアカウントやデータベースの管理、サーバーのメンテナンス、ネットワーク機器の設定変更等において高い権限を有するIDを、一般に「特権ID」と呼びます。近年では、攻撃者や内部犯行の際に狙われやすいActive Directoryのドメイン管理者アカウント等の保護も、特権ID管理を行う上での重要事項として注目されています。
特権IDが悪用されると、機密情報の流出や組織システムの破壊等につながり、膨大な被害発生が予想されるため、複数の公的機関より管理体制強化を促すガイドラインが示され、各組織で対応が進んでいます。特に、企業によるクラウド利用が進む昨今では、データが社外ネットワークにさらされる分、攻撃者から侵入の経路として狙われやすい「ID」のセキュリティ強化が急務となっています。
Password Manager Proは、このようなニーズに応えるため、マイクロソフト「Azure」やアマゾン・ドット・コム「AWS(Amazon Web Service)」などのクラウドサービスとの連携を強化し、クラウドサービスのIDをセキュアに管理するためのソリューションを提供しています。
例えば、クラウドサービス側で特権ID利用時の接続元グローバルIPアドレスを固定したり、クライアント証明書を利用した認証を追加したりすることで、特権IDでログインできる端末を固定化します。この特定端末へログインする際、Password Manager Proを経由することで、クラウドサービスへログインする際の「申請/承認」プロセスを徹底し、ログイン中の特権ユーザーのクラウドサービス上での操作画面を録画できます(下図参照)。
また、Password Manager Proの「リモートパスワードリセット」機能を活用することで、AzureおよびAWSのパスワードを定期的に自動変更し、セキュリティレベルを向上させることが可能です。
この度の最新版「ビルド8603」のリリースでは、Azure ADのユーザーリストを自動でインポートし、Password Manager Proへサインインする際のユーザーとして活用できる機能が加わり、Azure ADを導入している組織にとっての活用利点が高まりました。
IT運用管理をシンプルにするManageEngineでは、今後も使いやすさ、性能、コストパフォーマンスの高いセキュリティ関連製品の提供を強化していきます。
【Password Manager Proの価格および評価版ダウンロード】
「Password Manager Pro」では、30日間無料で全機能を利用でき、技術サポートも受けられる「評価版」を提供しています。評価版は、以下のリンクよりダウンロードできます。なお、「Password Manager Pro」の有料版ライセンス料金については、以下の価格ページで確認できます。
Password Manager Proについて
Password Manager Proは、特権IDのパスワードを安全かつ一元的に管理し、ストロングパスワード利用の徹底、パスワードの定期的な変更、パスワードに対するユーザーアクセスの制御、パスワード管理のワークフローなどを自動化し、組織のパスワード管理ポリシーの徹底を支援します。ユーザーの操作履歴を記録でき、内部統制の証跡として役立ちます。公共・金融期間を中心に世界中で3000社以上の導入実績があるWebベースの特権ID管理ソフトウェアです。
ManageEngineについて
ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。
必要十分な機能に限定、かつ、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。
また、中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で、これまで大手ITベンダーが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、3,000ライセンスを超える販売実績があり、安心して使える製品・サービスです。
最大で29言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で12万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。
ゾーホージャパン株式会社について
ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt Ltdが開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ツール、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。ネットワーク管理開発ツール「WebNMS」は、シスコシステムズ、エリクソン、アルカテル・ルーセント、モトローラなど世界2万5千社の有力企業で採用され、ネットワーク管理のOEM市場でデファクト・スタンダードとして認知されています。また、WebNMSのノウハウや経験を生かして開発された企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界12万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。その他、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で2000万人を超えるユーザーに利用されています。
※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。