ディスクの空き容量が少なくなった場合の対処方法
確認ビルド: Endpoint Central 11.2.2300.30
この記事では、Endpoint Centralサーバーにおいてディスクの空き容量が少なくなった場合の対処方法として、ファイルを手動で削除する前に設定できる自動クリーンアップ機能の説明と、手動で削除できるファイルに関する情報を説明しています。
Endpoint Centralサーバーでディスクの空き容量が少なくなった場合の対処方法
Endpoint Centralサーバーがインストールされたドライブに少なくとも 5 GB の空きディスク容量が必要です。空き容量が不足した場合、挙動が不安定になる可能性があります。
Endpoint Centralを長期間ご使用いただくと、サーバーのディスク空き容量が少なくなる場合があります。
Endpoint Centralサーバーのシステム要件に記載しているディスク容量は配布するファイルの容量を含んでいない最低限の値であり、実際に必要となるディスク容量はこれより大きくなります。そのため、ディスク容量を後から追加/変更可能な構成にすることを推奨しておりますが、追加が難しい場合などはEndpoint Centralサーバーに関するの一部のファイルを削除することで、空き容量を確保することが可能です。
Endpoint Centralサーバー内の空き容量が少なくなった場合、保存領域を拡張するか、またはファイルを削除します。
ファイルを削除する場合、優先順位は以下の通りです。
- パッチのクリーンアップ設定を構成し、不要なパッチファイルを削除する
- 「構成」のクリーンアップ設定で、使用していない古い構成を定期的に削除するよう設定する
- リポジトリの保存先を別のドライブに変更する
- その他のファイル/フォルダーを削除する
手動でファイルを削除する前に、Endpoint Centralのクリーンアップ機能(1. パッチのクリーンアップ および 2.構成のクリーンアップ)を設定して不要なファイルを自動的に削除することをお勧めします。
なお、手動でサーバー内のファイルを削除する場合は、ファイルを削除する前に必ずEndpoint CentralDesktop Centralサーバーを停止してください。また、削除する前に各フォルダのバックアップファイルを取得しておくことをお勧めします。
1 & 2.Endpoint Centralのクリーンアップ機能を利用する
1. パッチクリーンアップを設定する
Endpoint Centralサーバーのディスク上には、デフォルトでは配布したパッチが蓄積されます。そのため不要になったパッチを削除することで、空き容量を確保することが可能な場合があります。
Endpoint Centralサーバーのメンテナンス機能においてパッチのクリーンアップ設定を構成すると、必要ではなくなったパッチや指定された期間よりも古いパッチをパッチリポジトリから定期的・自動的に削除します。そのため、リポジトリ内に必要なパッチのみを残しつつ空き容量を確保することができます。詳細は以下のナレッジをご覧ください。
なお、パッチをリポジトリから手動で削除する場合は、パッチをリポジトリから手動で削除する方法をご覧ください。
2. 「構成」のクリーンアップを設定する
使用していない構成を自動的にごみ箱に移動します。なお「未使用」(使用していない)構成とは、構成のステータスに変化がないような構成、または構成の詳細が一定期間変更されていないような構成を指します。
構成のクリーンアップ設定手順は以下の通りです。
- 管理タブ > 構成の設定 > 構成の設定 をクリックします。
- 「構成のクリーンアップ設定」において、「次で指定した日数の後、構成が未使用の場合自動的にゴミ箱に移動する」および「次で指定した日数の後、ゴミ箱にある構成を完全に削除する」にチェックを入れます。
- 各項目について、削除までの日数を適宜変更します。
なお、カスタムグループやドメインなどを配布対象に指定した構成は、後からエージェントを集合に追加することで、その構成を自動的に適用させることが可能な場合があります。構成を削除してしまうと、その構成を提要させることができなくなりますのでご注意ください。
3. リポジトリの保存先を他のドライブに変更する
パッチやソフトウェア、バックアップファイルの保存場所を別のドライブに変更して、Endpoint Centralサーバーがインストールされているディスクの空き容量を確保することもできます。
- パッチリポジトリの場所を別のローカルドライブに変更する
パッチのクリーンアップ設定・パッチ保存場所の変更方法 をご覧ください。
- ソフトウェアリポジトリ(HTTPリポジトリ)の場所を別の共有ドライブに変更する
ソフトウェアリポジトリの設定/変更方法をご覧ください。
- Endpoint Centralデータベースのバックアップフォルダーを変更する
データのバックアップとリストアをご覧ください。
バックアップを保存する場所を変更後、保存をクリックします。
4. その他のファイル/フォルダーを削除する
ファイル/フォルダーを削除して、Endpoint Centralサーバーがインストールされているディスクの空き容量を増やすことができます。
Endpoint Centralサーバーがインストールされているフォルダーはビルドやお客様の環境によって異なります。
C:\Program Files\UEMS_Server
C:\Program Files\DesktopCentral_Server
C:\ManageEngine\ServiceDesk\DesktopCentral_Server
C:\ManageEngine\DesktopCentral_Server
以下のフォルダー内の次のファイル/フォルダーを削除します。
- <EndpointCentralサーバーフォルダー>\bin\内のファイルのうち、削除可能なもの
- 圧縮されたログファイル: 何らかのzip形式のファイルです。サポートに送信した後で削除しなかった場合に残存します。
- ヒーププロファイラファイル: .hprof形式のファイルです。このファイルはサーバーのクラッシュ時に作成され、障害発生時のプロセスのヒープダンプが含まれています。
(例)java_pid9448.hprof - MiniDumpファイル:.mdmp形式のファイルで、これはネイティブクラッシュ後に作成された圧縮ファイルです。プログラムのメモリスペースからダンプされたデータが含まれています。
- Nullフォルダー: 名前がnullのフォルダーです。
- <Endpoint Centralサーバーフォルダー>\PatchBackup\のうち、削除可能なもの
- 名前が<ビルド番号>-<TimeStamp>のフォルダ―:
このフォルダーは、Endpoint Centralサーバーのアップグレード時に作成されます。通常の方法では使用しないバックアップファイルです。
(例)101222022-10-22-2023-23-03 - 名前が以前のビルド番号のフォルダー
- 名前が<ビルド番号>-<TimeStamp>のフォルダ―:
- <Endpoint Centralサーバーフォルダー>\Patch\のうち、削除可能なもの
- ManageEngine_Desktop_Central-<ビルド番号> または ManageEngine_EndpointCentral-<ビルド番号>のフォルダー: このフォルダーは、Endpoint Centralサーバーのアップグレード時に作成されます。最新のものを残し、それより古いフォルダーを削除します。
(例)ManageEngine_Desktop_Central-10.0.0-SP-252 - ManageEngine_Desktop_Central-<ビルド番号> または ManageEngine_EndpointCentral-<ビルド番号>の.ppmファイル: このPortable Pixmap Format(.ppm)ファイルは、Endpoint Centralサーバーのアップグレード時に作成されます。最新のものを残し、それより古いファイルを削除します。
- ManageEngine_Desktop_Central-<ビルド番号> または ManageEngine_EndpointCentral-<ビルド番号>のフォルダー: このフォルダーは、Endpoint Centralサーバーのアップグレード時に作成されます。最新のものを残し、それより古いフォルダーを削除します。
Endpoint Centralサーバーの空き容量が不足した場合の対処方法を説明しました。