IT分野における「パッチ」とは、ソフトウェアのプログラムを更新・修正するためのデータのことです。小さな修正を加える度にソフトウェア全体をアップデートしていると、大きな手間がかかります。そこでソフトウェアを効率的に更新するために配布されているものが「パッチ」です。
パッチの中でも「セキュリティパッチ」とは、ソフトウェアの脆弱性が発見される時にリリースされるデータのことを指しています。
セキュリティパッチのリリース後は、迅速にパッチを適用することが重要です。パッチを適用しなければ、コンピューターに潜む脆弱性を放置することになってしまいます。そうすると脆弱性を狙うサイバー攻撃の標的になりかねません。
サイバー攻撃を受けると、ランサムウェアなどのマルウェアに感染し、データの暗号化、身代金の要求といった被害に合います。近年はランサムウェアの感染件数が増加しているため、セキュリティ対策の基本の1つとして、パッチを適切に管理することが求められています。
パッチ管理は下記の運用サイクルに沿って行うことが一般的です。
- 脆弱性情報の収集
- 脆弱性のあるコンピューターの検出
- パッチのダウンロード
- パッチの配布
- パッチ適用状況の確認
パッチの配布」は、いきなり本番環境にパッチを当てるのではなく、まずはテスト環境にパッチを適用することを推奨します。パッチを当てることで別の不具合が発生することもあるからです。パッチを当てても問題がないかどうか、テスト環境で事前に確認しておくと、インシデントの発生を抑止できます。
IT管理者からは「パッチ管理を十分にやり切れていない」との不安の声をよく伺います。脆弱性情報の収集や、脆弱性のあるコンピューターの検出といったプロセスは、手作業で行うと時間がかかります。パッチ管理の重要性は理解していても、なかなか工数をかけられない企業も多いです。
そこで効果的に活用したいものが、IT資産管理ツールやパッチ管理ツールです。パッチ管理ツールなら、社員PCのソフトウェア情報を自動的に収集したうえで、一連のパッチ管理サイクルを自動化することも可能です。
ゾーホージャパンでは、年間14.2万円から利用できるパッチ管理ツール「Patch Manager Plus」を提供しています。製品の導入メリットや機能については 『パッチ管理ツール「Patch Manager Plus」が選ばれる10の理由』をご覧ください。世界中の利用者の声をもとに、本製品が選ばれる理由をイラスト付きで解説します。
本資料の目次はこちら
- Patch Manager Plusとは?
- Patch Manager Plusが選ばれる10の理由
- Patch Manager Plusの価格
- 顧客からの評価
- 製品関連情報
こんな方におすすめ
- パッチ管理を効率化したい方
- パッチ管理ツールで何ができるか知りたい方
- Patch Manager Plusの特徴や導入メリットに関心がある方
- Patch Manager Plusの導入や提案に関心がある方