IP制限
注:この機能は、特権管理者のみがアクセスできます。
Password Manager Pro を使用すると、管理者は IP ベースの制限を適用して不要なトラフィックを最小限に抑えることにより、Password Manager Pro サーバーへの受信接続を制限できます。これにより、管理者は、Password Manager Pro サーバーへのアクセスおよび要求の送信をどのシステムに許可するかブロックするかを正確に選択できるようになり、追加のセキュリティ層が提供されます。アクセスの許可または制限は、個々の IP に対しても、IP アドレスの範囲に対しても行うことができます。
Password Manager Pro では、次の 3 種類の IP 制限が提供されます。
1.Webアクセス
Password Manager Pro Web サーバーへのアクセスに対して IP ベースの制限を有効にすることができます。IP制限は、定義済みのIP範囲や個々のIPアドレスなど、さまざまなレベルと組み合わせで設定できます。
IP ベースの制限を構成するには、次の手順に従います。
- [管理] >> [設定] に移動し、[IPアドレス制御] を選択します。
- [Web アクセス]では、次の 2 つのオプションから選択できます。
- 許可するIP アドレス: このオプションを選択すると、このフィールドで指定した IP アドレスのみがアクセスを許可され、残りの IP アドレスは Password Manager Pro Web サーバーへのアクセスがブロックされます。
- ブロックするIP アドレス: このオプションを使用すると、特定の IP アドレスまたは IP 範囲をブロックし、他のすべての IP アドレスへのアクセスを許可できます。
2.APIアクセス
Password Manager Pro を使用すると、API 呼び出しに対して IP ベースの制限を有効にしたり、ネイティブ モバイル アプリやブラウザ拡張機能から Password Manager Pro サーバーへの通信を有効にしたりできます。IP制限は、定義済みのIP範囲や個々のIPアドレスなど、さまざまなレベルと組み合わせで設定できます。
IP ベースの制限を構成するには、次の手順に従います。
- [管理] >> [設定] に移動し、[IPアドレス制御] を選択します。
- [API アクセス] では、次の 2 つのオプションから選択できます。
- 許可するIP アドレス: このオプションを選択すると、このフィールドで指定した IP アドレスのみに API アクセスが許可され、残りの IP アドレスは API 呼び出しの送信および受信がブロックされます。
- ブロックするIP アドレス: このオプションを使用すると、特定の IP アドレスまたは IP 範囲をブロックし、他のすべての IP アドレスへのアクセスを許可できます。
注:IP アドレスは、テキスト フィールドにカンマ区切り値として入力する必要があります。例:10.0.2.1 - 10.0.2.15, 10.0.3.176, 10.0.3.222。両方のフィールドで定義できる IP アドレスの数に制限はありません。
3.Agentアクセス
Password Manager Pro を使用すると、ターゲット マシンから Password Manager Pro サーバーへのエージェント通信を IP ベースの制限で規制できます。IP制限は、定義済みのIP範囲や個々のIPアドレスなど、さまざまなレベルと組み合わせで設定できます。
IP ベースの制限を構成するには、次の手順に従います。
- [管理] >> [設定] に移動し、[IPアドレス制御] を選択します。
- [エージェント アクセス] では、次の 2 つのオプションから選択できます。
- 許可するIP アドレス: このオプションを選択すると、このフィールドで指定した IP アドレスのみがアクセスを許可され、残りの IP アドレスは Password Manager Pro Web サーバーへのアクセスがブロックされます。
- ブロックするIP アドレス: このオプションを使用すると、特定の IP アドレスまたは IP 範囲をブロックし、他のすべての IP アドレスへのアクセスを許可できます。
注:IP アドレスは、テキスト フィールドにカンマ区切り値として入力する必要があります。例:10.0.2.1 - 10.0.2.15, 10.0.3.176, 10.0.3.222。両方のフィールドで定義できる IP アドレスの数に制限はありません。