アクセスポイント監視機能の概要

OpManagerではアクセスポイント監視機能を備えています(一部機能はオプションです)。アクセスポイントの可用性や状態を監視することで、障害の発生を未然に防いだり、問題の発生後に迅速に対応することができます。

また、OpManagerでネットワーク内の装置を一元監視することで、問題の原因がどこにあるのかを特定しやすくなります。

アクセスポイント監視ができる
監視ツール OpManager はこちら

OpManagerのアクセスポイント監視機能の詳細

概要画面

アクセスポイントの概要画面では、以下のような情報を表示でき、ダウンしている装置やアラートの情報を一目で把握できます。

インターフェース画面

インターフェース画面では、監視対象のインターフェースごとのステータス、受信トラフィック、送信トラフィックが把握できます。

NCM画面

NCM画面では、ネットワークコンフィグの変更や、スタートアップコンフィグとランニングコンフィグの同期状況、バックアップの取得状況に関する情報などを自動で取得して表示します。

意図しないコンフィグの変更や損失を防ぎ、ネットワークの安定性を向上するのに活用いただけます。

※本機能を利用するには、標準ライセンスの他にNCMオプションを購入する必要があります。オプション機能の価格についてはOpManagerの価格ページをご覧ください。

監視画面

監視画面では、機器に対する監視項目を設定できます。監視できる項目は使用するプロトコルや、機種によって異なります。適切な項目を監視することで、問題の未然防止や、問題発生後の迅速な復旧につながります。

たとえば「SSID Client Count」にしきい値を設定しておくことで、想定外に多くのデバイスが接続した場合に検知できます。接続台数が過剰になると、通信速度が遅くなる、あるいは接続できないデバイスが出てくるといった問題が発生してしまいますが、監視によって即座に検知することで、迅速な対応が可能になります。

無線LANをより便利に管理できるオプション機能の紹介

上記のアクセスポイント監視機能は標準機能でご利用いただけますが、「アクセスポイント監視」オプションを追加いただくことで、無線LANをさらに便利に管理できます。

「アクセスポイント監視」オプションでご利用いただける機能は以下のとおりです。

WLC監視機能

OpManagerでサポートしているWLCで管理しているアクセスポイントをまとめて管理できます。詳細は以下のページをご覧ください。

無線LANコントローラー(WLC)監視機能|OpManager - ManageEngine

Cisco Meraki監視機能

Cisco Merakiのアクセスポイントを含む複数の装置をまとめて一元管理できます。詳細は以下のページをご覧ください。

Cisco Meraki監視機能|OpManager - ManageEngine

※Cisco Merakiシリーズのうち、MRシリーズ(無線LANアクセスポイント)、MVシリーズ(スマートカメラ)、MGシリーズ(セルラーゲートウェイ)を監視するのに「アクセスポイント監視」オプションが必要です。MXシリーズ(UTM)、MSシリーズ(ネットワークスイッチ)の監視については、オプションライセンスは不要です。

上記のオプション機能のより詳細な情報については、OpManagerのユーザーマニュアルをご覧ください。