監視
M365 Manager Plusでは、Exchange Online、Azure Active Directory、OneDrive for Business、Skype for Business、その他10種類のMicrosoft 365サービスの正常性とパフォーマンスをすべて1つのコンソールから監視できます。
サービス正常性監視
[監視]タブでは、すべてのMicrosoft 365サービスの正常性状態を1つのウィンドウで表示できます。Microsoft 365セットアップのアドバイザリー、インシデント、正常なサービスの合計数が右上隅に表示されます。
- インシデント:インシデントは、顕著な影響を及ぼすサービスの問題です。
- アドバイザリー:アドバイザリーは、影響が限定されたサービスの問題です。
[すべてのサービスの正常性]ページの表に、使用されているすべてのMicrosoft 365サービスと、各サービスのインシデントやアドバイザリーの数がリスト表示されます。対応する行にある[詳細の表示]オプションをクリックすると、サービス問題の詳細が表示されます。
LHSにある[概要]オプションを使用すると、サービスの正常性とパフォーマンスの状態がわかりやすくグラフ表示されます。
エンドポイントの正常性監視
[監視]タブのLHSで、必要なサービスを選択し、エンドポイントを選択して、対応するエンドポイントの正常性とパフォーマンスの統計を表示できます。エンドポイントの正常性の詳細は、表形式とグラフ形式で表示されます。
正常性状態 | 応答時間 | エラーコード |
---|---|---|
インシデント | 2秒超 | 500~599 |
アドバイザリー | 1秒~2秒 | 400~499 |
正常 | 1秒未満 | 200~399 |
監視プロファイルを作成する手順
- M365 Manager Plusの[設定]タブに移動します。
- 左側のペインから[構成] > [監視構成] > [監視プロファイル]を選択します。
- [新しいプロファイルを追加]をクリックします。
- プロファイル名を入力し、プロファイルの作成対象のMicrosoft 365サービスとカテゴリーを選択します。
- [+]ボタンを使用して、監視するコンポーネントを選択します。
- インシデント/アドバイザリーの検出時に送信されるアラートメッセージを記述します。
- [詳細設定]オプションを使用して、このモニタリングプロファイルのメール通知とエンドポイント設定を構成します。
- [通知]タブで、次の手順に従います。
- [このプロファイルに対応したアラートメール]チェックボックスをオンにします。
- 使用する通知テンプレートを選択します。
- [通知をONにする]ドロップダウンを使用して、メール通知の送信が必要なイベントを選択します。
- [通知する]ドロップダウンを使用して、メール通知を送信するタイミングを選択します。
- 通知をトリガーするイベントの詳細を含めるには、[イベントの詳細を含める]チェックボックスをオンにします。
- [保存]をクリックします。
- [エンドポイント設定]タブで、次の手順に従います。
- [正常性の条件]セクションで、インシデントまたはアドバイザリーの判定基準となるエンドポイントの応答時間を設定します。
- [ポーリング頻度]セクションで、エンドポイントの可用性が低下または上昇した場合のポーリングの再試行回数を設定します。
- [ポーリングのタイムアウト]セクションで、ポーリングがタイムアウトするまでのツールの待機時間を設定します。
- [保存]をクリックします。
監視プロファイルを無効にする手順
- [設定]タブに移動します。
- 左側のペインから[構成] > [管理構成] > [監視プロファイル]を選択します。
- [アクション]列の下にあるオプションを選択します。
メモ:モニタリングプロファイルを有効にするには、上の手順でオプションを選択します。
監視プロファイルを編集する手順
- [設定]タブに移動します。
- 左側のペインから[構成] > [監視構成] > [監視プロファイル]を選択します。
- [アクション]列の下にあるオプションをクリックします。
- 変更が必要な属性を変更します。
- [保存]をクリックします。
監視プロファイルを削除する手順
- [設定]タブに移動します。
- 左側のペインから[構成] > [監視構成] > [監視プロファイル]を選択します。
- [アクション]列の下にあるオプションをクリックします。
- ポップアップで[はい]をクリックします。