教育機関
マルチベンダーのネットワーク機器1,000台以上の安定運用をわずか2人で実現
抱えていた課題
現場からネットワークが使えないという連絡があると、監視ツールで障害の発生した機器を特定し、機器故障の場合は代替機を持って駆け付ける。機器のベンダーからオンサイトサポートは受けておらず、設定は自力で行う必要がある。「代替機を現場に設置して、故障した機器をベンダーに修理依頼を出す。代替機はある程度確保しているが、時間のかかるのが設定だった。コンフィグの変更履歴が残っていなかったからだ」
ネットワーク機器の数が限られていた頃は個々に対応していたが、これが重なると手間となる。「学生数が3万人、教職員も加えると相当な数になり、ネットワーク機器は1,000台を超える数になって来た。しかしながら対応するのは我々2人で、人員の増加はない。機器の障害対策、具体的には手作業でのコンフィグ管理が次第に負荷となって来た」
導入効果
年に5~60台はネットワーク機器がリプレースされるが、これにも片手間で対応している。「シンプルに使用している。一度設定をすれば、あとは自動でコンフィグを収集してくれるのでほとんどサーバーを意識することはない。運用負荷を軽減する目的で導入したツールなのだから、簡単に操作できなければならない」
「障害が発生した際に、初期導入時のコンフィグを問い合わせる必要がなくなり、自分たちだけで素早く設定することができる。ネットワーク障害の復旧時間を半分に減らすことができた」
導入企業紹介
組織名 | 学校法人 東洋大学 |
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所在地 | 〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20 |
創立 | 1887(明治20)年 |
URL | http://www.toyo.ac.jp/ |
学生数 | 30,215 名(2013 年7月22 日現在) |