本機能はEnterpriseEdition用の機能です。Professional(Essential)Editionではご利用になれません。
WAAS設定
Cisco WAAS(外部ページ/Wide Area Application Services)は、WAN環境でのアプリケーションパフォーマンスとインフラストラクチャ統合を最適化するように設計されたソリューションです。
WAASは、GUIとWAE(外部リンク/WAN Automation Engine)で設定され、これらの連携でネットワーク上のTCPトラフィックを高速化します。
クライアントアプリケーションとサーバーアプリケーションが相互通信を試みると、ネットワークがトラフィックを補足してWAEにリダイレクトするため、
WAEはクライアントアプリケーションと宛先サーバーの動作を代行します。ネットワーク内のWAEやアプリケーションポリシーを一元管理するには、WAAS GUIが提供されています。
WAAS Central Manager(CM)設定:
Cisco WAASは、Cisco WAEアプライアンスで実行されるCisco WAAS Central Manager(外部リンク)という機能で一元管理されます。
Cisco WAAS Central ManagerにはWebブラウザーでアクセスできるため、世界中のどこからでも装置を管理できます。
Cisco WAAS Central ManagerへのアクセスはSSLで保護されており、ユーザーをローカル データベースやサード パーティ認証サービスで認証できます。
NetFlow Analyzerでは、「WAAS設定」からWAASマネージャーを設定いただけます。
「WAAS設定」に、設定するWAAS Central Managerの詳細を入力してください。
NetFlow Analyzer WAASモジュールは、WAAS Central Managerのすべてのバージョンをサポートしています。
- CMサーバーIP:設定対象のCentral ServerのIPアドレスを示します。
- CMサーバー ポート:WAAS Central Managerのポート番号を示します。デフォルトのポート番号は8443です。
- CMサーバー プロトコル:サーバー プロトコルは、HTTPかHTTPSです。
- CMサーバー ユーザー名/パスワード:設定するCentral Managerのログイン認証情報を入力します。
- CMサーバーのタイムゾーン:設定しようとするCentral Managerの現在のタイムゾーンについて説明します。
- CMサーバー証明書のパス:SSLサーバー証明書の場所を示します。
以上でCentral Managerの設定が完了となります。「更新」をクリックすると、Central Managerの詳細が送信されます。
メモ:SSLサーバー証明書を取得するには、対象とするブラウザーでCentral Managerを開き、「HTTPS」のURLのID情報をクリックしてください。「詳細情報」をクリックすると開くポップアップ画面で「証明書を表示する」をクリックします。開いた証明書ビューア―の「詳細」タブを選択し、「エクスポート」をクリックして、証明書を.cerファイル形式で保存します。次に、この.cerファイルの場所を上部の「CMサーバー証明書のパス」に入力します。NetFlow Analyzerでは任意の数のCMを管理可能です。Central Managerの設定は1回きりで、以後は編集できません。
NetFlow WAE装置マッピング:NetFlowルーター名をマッピングすることにより、監視対象のルーターをWAEに指示します。マッピングされたルーターはWAEで監視され、NetFlowが圧縮データまたは非圧縮データに関するレポートを生成します。
NetFlow WAEアプリケーション マッピング:レポートの監視と生成を簡単にするために、WAEのアプリケーションは、NetFlow Analyzerのアプリケーションとともにマッピングされます。この方法でアプリケーションごとに、最適化されたトラフィック量と圧縮データの量を表示できます。