請求は、NetFlow Analyzer で導入された最新の機能です。 この機能は、リソース利用に関する勘定を保持するのに役立ち、帯域監視を一歩先に、すなわちアカウンティングへと進めます。 これによりレポートをかかったコストの観点から理解するのを容易にします。 ISP事業者様も、この機能を用いて顧客用レポートを自動生成することができます。
請求は、 "管理操作"での"請求"を通してアクセスできます。
請求プランは、以下のうちのいずれかひとつを基に生成することができます。
1. 速度
2. 容量
ローカルタイムで請求は生成されます。 請求機能はローカリゼーションサポートされています。
"請求プラン一覧"タブをクリックすることにより、新規請求プランを生成することができます。 請求プランを生成するには、"計画の追加" タブをクリックします。 フィールドとその説明は、以下になります。
請求詳細を入力
フィールド | 説明 |
---|---|
請求プラン |
この請求プランに割り当てたい名称を入力します。 |
請求プランの説明* | 詳しい理解と将来の参照のため、計画の説明を入力します。 |
請求タイプ | "速度"を選択します。 |
基本速度 | bps単位で通信の基本速度を入力 |
基本料金 | ドロップダウンボックスから通貨を選択し、金額を入力します。 |
追加の速度* | 接続の追加の速度をbps 単位で入力します。 |
追加の料金* | 追加使用に関する料金を入力します。 |
###Added for Compare Report####### |
ドロップダウンボックスから2つのオプションのうちのひとつを選択します。 "入力側および出力側を合算" を選択すると、入力側の値と出力側の値を合算し、95% 値を計算します。 "入力側および出力側を分離" を選択すると、入力側の95% 値と出力側の95% 値を分離して計算し、2つのうちの高い方を採用します。 これは、5分平均のデータ点を用いて計算されます。 より理解するために例を参照ください。 |
請求期間 |
これにより、四半月次か月次のオプションを選択することができます。 請求プランを四半月次として選択する場合は、 "請求生成日"オプションで指定した日に、 四半月次で請求が生成されます。 請求プランを月次として選択する場合は、 "請求生成日"オプションで指定した日に、 月次で請求が生成されます。 |
請求生成日 |
月次ベースか、四半月次ベースのどちらかで請求を生成したい日を指定します。 |
* - オプションフィールドです。 他のフィールドは必須です。
以下への関連付け:
ここでは、ルーター/インターフェースおよびIP グループの一覧があります。 この計画に関連付けられているインターフェースおよび/あるいはIP グループを選択することができます。
インターフェース/IP グループをひとつの請求プランに追加したら、 特定のインターフェース/IP グループは、他の請求プランを生成中、表示されません。 |
レポートを送付するメールID
生成された請求レポートを送付する必要のあるメールID を入力します。 複数のメールID は、カンマ","で区切る必要があります。
95% 計算の例
入力側および出力側を合算:
入力側 = [0.139 0.653 0.201 0.116 0.084 0.032 0.047 0.185 0.198 0.203 0.276 0.370 0.971 0.233 0.218 0.182 0.169 0.126 0.131 0.157]
入力側および出力側を合算
= [0.139 0.653 0.201 0.116 0.084 0.032 0.047 0.185 0.198 0.203 0.276 0.370 0.971 0.233 0.218 0.182 0.169 0.126 0.131 0.157 1.347 1.435 1.229 0.523 0.438 0.231 0.347 0.689 0.940 1.248 1.385 1.427 3.988 1.265 1.221 1.013 0.992 0.874 0.896 1.002]ソート済み(入力側および出力側)= [3.988 1.435 1.427 1.385 1.347 1.265 1.248 1.229 1.221 1.013 1.002 0.992 0.971 0.940 0.896 0.874 0.689 0.653 0.523 0.438 0.370 0.347 0.231 0.276 0.233 0.218 0.203 0.201 0.198 0.185 0.182 0.169 0.157 0.139 0.131 0.126 0.116 0.084 0.047 0.032] ソート済み(入力側および出力側)は、40 のサンプルを包含しています。
40 の5% は2 ですので、トップ5% を取り去るということは、このデータセットからトップの2つのサンプルを取り去る必要があることを意味しています。 するとデータセットは以下のようになります。
ソート済み(入力側および出力側)= [1.427 1.385 1.347 1.265 1.248 1.229 1.221 1.013 1.002 0.992 0.971 0.940 0.896 0.874 0.689 0.653 0.523 0.438 0.370 0.347 0.231 0.276 0.233 0.218 0.203 0.201 0.198 0.185 0.182 0.169 0.157 0.139 0.131 0.126 0.116 0.084 0.047 0.032]
残りのデータセットの中の最高値が、元のセットの95% 値です。 したがって、以下の値を得ます。
95% 値(入力側および出力側) = 1.427 Mbps
イン & アウト 分け:
入力側 = [0.139 0.653 0.201 0.116 0.084 0.032 0.047 0.185 0.198 0.203 0.276 0.370 0.971 0.233 0.218 0.182 0.169 0.126 0.131 0.157]
出力側 = [1.347 1.435 1.229 0.523 0.438 0.231 0.347 0.689 0.940 1.248 1.385 1.427 3.988 1.265 1.221 1.013 0.992 0.874 0.896 1.002]
ソート後、以下を得ます。
ソート済み(入力側) = [0.971 0.653 0.370 0.276 0.233 0.218 0.203 0.201 0.198 0.185 0.182 0.169 0.157 0.139 0.131 0.126 0.116 0.084 0.047 0.032]
ソート済み(出力側)= [3.988 1.435 1.427 1.385 1.347 1.265 1.248 1.229 1.221 1.013 1.002 0.992 0.940 0.896 0.874 0.689 0.523 0.438 0.347 0.231]
各サンプルセットは、20 サンプルを包含しています。 20 の5% は、1 ですので、トップ5% を取り去るということは、各データセットからトップのサンプルを取り去る必要があることを意味しています。 するとデータセットは以下のようになります。
残り(入力側) = [0.653 0.370 0.276 0.233 0.218 0.203 0.201 0.198 0.185 0.182 0.169 0.157 0.139 0.131 0.126 0.116 0.084 0.047 0.032]
残り(出力側) = [1.435 1.427 1.385 1.347 1.265 1.248 1.229 1.221 1.013 1.002 0.992 0.940 0.896 0.874 0.689 0.523 0.438 0.347 0.231]
各々の残りのデータセットの中の最高値のサンプルが、元のデータセットの95% 値です。 したがって、ここでは、以下の値を得ます。
95% 値(入力側) = 0.653 Mbps
95% 値(出力側) = 1.435 Mbps
2つの求められた95% 値のうちの大きい方が、課金で使われる最終的な95% 値となります。
95% 値 = 1.435 Mbps
"請求プラン一覧"タブをクリックすることにより、新規請求プランを生成することができます。 請求プランを生成するには、"計画の追加" タブをクリックします。 フィールドとその説明は、以下になります。
請求詳細を入力
フィールド | 説明 |
---|---|
請求プラン |
この請求プランに割り当てたい名称を入力します。 |
請求プランの説明* | 詳しい理解と将来の参照のため、計画の説明を入力します。 |
請求タイプ | ボリューム"を選択します。 |
基本ボリューム | 基本ボリュームをbyte 単位で入力します。 |
基本料金 | ドロップダウンボックスから通貨を選択し、金額を入力します。 |
追加のボリューム* | 追加のボリュームをbyte 単位で入力します。 |
追加の料金* | 追加使用に関する料金を入力します。 |
データ転送計算 |
ドロップボックスから、3つのオプションのうちのひとつを選択します。 "ダウンロード" を選択すると、請求に関するダウンロードされたデータのみ取得します。 "アップロード" を選択すると、請求に関するアップロードされたデータのみ取得します。 "ダウンロード & アップロード" を選択すると、請求に関するアップロードされたデータとダウンロードされたデータの両方を取得します。
|
OK | アラート このボックスをチェックすると、しきい値ベースのアラートがアクティブになります。 |
請求期間 |
これにより、四半月次か月次のオプションを選択することができます。 請求プランを四半月次として選択する場合は、 "請求生成日"オプションで指定した日に、 四半月次で請求が生成されます。 請求プランを月次として選択する場合は、 "請求生成日"オプションで指定した日に、 月次で請求が生成されます。 |
請求生成日 |
月次ベースか、四半月次ベースのどちらかで請求を生成したい日を指定します。 |
* - オプションフィールドです。 他のフィールドは必須です。
以下への関連付け:
ここでは、ルーター/インターフェースおよびIP グループの一覧があります。 この計画に関連付けられているインターフェースおよび/あるいはIP グループを選択することができます。
インターフェース/IP グループをひとつの請求プランに追加したら、 特定のインターフェース/IP グループは、他の請求プランを生成中、表示されません。 |
レポートを送付するメールID
生成された請求レポートを送付する必要のあるメールID を入力します。 複数のメールアドレスは、カンマ","で区切る必要があります。メールのタイトルは、ユーザーの希望に応じて編集することも可能です。
請求をオンデマンドで生成することができます。 "オンデマンド"をクリックすることにより、 請求プラン一覧での特定の請求プランに関して、 請求サイクルの始めから現在日付までの期間に関しての請求を 生成することができます。
請求プランは、請求プラン一覧をクリックし、要件に従い任意の個別の請求を編集することで編集することができます。
インターフェース/IP グループの追加
インターフェース/IP グループは、請求周期の任意の時点で追加することができます。 請求は、請求プランに関して設定された請求日に、このインターフェース/IP グループに関して生成されます。
インターフェース/IP グループの削除
インターフェース/IP グループが請求プランから削除される場合、当該インターフェースに関する請求が同時に生成されます。
その他の請求パラメーター
基本速度/ボリューム、基本料金、追加の速度/ボリューム、追加の料金、 請求計算(95 番目パーセンターイル値/データ転送)を編集することにより、 次回の請求サイクルから有効となります。
メールID およびしきい値アラートを編集することにより、同時に有効となります。
"請求期間" および"請求生成日"は、変更できません。 インタフェース/IP グループが非管理とされたり、削除されたりする場合、同時に請求が、当該インターフェース/IP グループに関して生成されます。 請求プランにて料金を修正すると、同時ではなく、次回の請求周期から影響を受けます。 |
請求プランを削除すると、個別の請求プランにより生成された全てのレポートを削除することになります。
生成されたレポートは、トップの"レポート"タブをクリックすることで参照できます。
利用可能な計画
ドロップダウンボックスから適切なオプションを選択することで、全ての計画や任意のひとつの計画を参照できます。 デフォルトでは、"レポート"ページは、全ての請求プランの中の最近のレポートのみ表示します。 個別の請求プランに関して全ての生成されたレポートを参照したい場合は、"利用可能な計画"の隣のドロップダウンボックスから当該請求プランを選択します。 レポートは、トップの最も最近のレポートで用意されます。
詳細の表示
"詳細の表示"をクリックすると、ポップアップウィンドウが開き、そこで時間-速度グラフを参照できます。これは、個別のインターフェースに関して生成された全ての請求を表示します。 レポートは、 "PDF" をクリックすることで、PDF 形式で生成することができ、"データ点"をクリックすることで5分間隔でデータを参照することができます。