導入事例
DoS攻撃の攻撃元を解析し対応することでネットワーク障害を未然に防御
抱えていた課題
GMOインターネットのようにインターネットでサービスを提供する企業にとって、外部から時折受ける不正アクセスは、避けては通れない大きな課題とされていた。「最も頭を悩ませていた問題のひとつはDoS攻撃(Denial of Service)でした」と振り返るように、DoS攻撃の被害をいち早く食い止められるよう、ネットワークトラフィックの利用状況を把握することが不可欠であった。
導入効果
攻撃元のIPアドレスを特定し、不正なトラフィックをフィルタで遮断するという処置が適切に実施できるようになった。特に、ホスティングサービス部門などは、危険にさらされる可能性が高く、悩みの種であった。その理由として、root権限を持つお客様自らがセキュリティホールを空けてしまうことや、使用しているOS自体の脆弱性が原因となり攻撃を受け、ネットワークの状態が著しく不安定になってしまうからである。だが、フロー情報を活用したネットワーク監視を行うことで、外部からの攻撃を事前に検知することが可能になり、適切に障害対策を立てることができるようになった。
導入企業紹介
会社名 | GMOインターネット株式会社 |
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所在地 | 〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表 | 熊谷正寿(代表取締役会長兼社長・グループ代表) |
設立 | 1991年5月24日(東京証券取引所 第一部上場) |
URL | http://www.gmo.jp/ |
事業内容 | WEBインフラ・EC事業、インターネットメディア事業、インターネット証券事業、ソーシャル・スマートフォン関連事業 |
※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。