接続

このオプションを使用して接続設定、プロキシー設定、URI設定を変更できます。

接続設定の変更

  • [設定]タブに移動します。
  • 左側のペインで、[管理者]→[一般設定]→[接続]を選択します。
  • [接続設定]タブを選択します。
  • 接続タイプを選択します。HTTPまたはHTTPSのいずれかを選択できます。
  • 接続タイプを選択した後で、任意の[ポート番号]を指定します(M365 Manager Plusの初期設定ポート - HTTP:8365、HTTPS:9365)。
  • [セッション有効期限](ユーザーセッションが持続する時間)を選択します。
  • [ロギングレベル]ドロップダウンから、収集するログのレベルを選択します。初期設定のログレベルは[通常]です。これは、ログ収集の最小レベルです。詳細なログ収集を行うには、[デバッグ]を選択します。
  • [使用統計を収集]オプションを有効または無効にします。このオプションを有効にすると、使用統計を収集できます。
  • [保存する]をクリックして、設定を保存します。

プロキシ設定の変更

  • [設定]タブに移動します。
  • 左側のペインで、[管理者]→[一般設定]→[接続]を選択します。
  • [プロキシ設定]タブを選択します。
  • [プロキシ設定を構成する]チェックボックスをオンにします。
  • プロキシーサーバーの[サーバー名/IP][ポート]の番号を入力します。
  • [接続をテストする]を選択して、設定を確認します。
  • プロキシサーバーで認証が必要な場合は[認証]チェックボックスをオンにし、[ユーザー名][パスワード]を入力します。
  • [保存する]をクリックします。

URI設定の変更

  • [設定]タブに移動します。
  • 左側のペインで、[管理者]→[一般設定]→[接続]を選択します。
  • [URI設定]タブを選択します。
  • [Microsoft 365のテナント]を選択します。
  • [会社またはパートナーのURI]を入力します。空のままにすると、初期設定のURIが使用されます。
  • [保存する]をクリックします。

高可用性

高可用性とは、通常よりも高いレベルの動作パフォーマンスを保証することを目的としたシステムまたはコンポーネントを指します。M365 Manager Plusでは、プライマリーサーバーに障害が発生した場合に、管理者がサーバーの高可用性を維持できるようにします。

M365 Manager Plusは、これを実現するために、プライマリーサーバーのシールドとして機能するようにバックアップサーバーを指定する高可用性アーキテクチャーを採用しています。

  • 同じデータベースが両方のサーバーに使用され、任意の時点では一方のサーバーがユーザー要求に対応し、もう一方のサーバーはプライマリーサーバーがダウンするまで待機します。
  • プライマリーサーバーで予期しないダウンタイムが発生すると、スタンバイサーバーが動作可能になり、制御を得ます。

前提条件

  • 使用しているMSSQLサーバーのバージョンが2005以降であることを確認します。
  • 製品の両方のインスタンスが次のようになっていることを確認します。
    • インストールされ、サービスとして実行されている。
    • ビルドアーキテクチャー、バージョン、ビルド番号が同じである。
    • 同じドメインとネットワークに接続されている。
      IP範囲が172.21.9.xの場合、プライマリーサーバー、スタンバイサーバー、仮想IPもこのIP範囲(172.21.9.x)になければなりません。

高可用性を有効にする手順

この設定を有効にするには、以下の手順に従います。

  • [設定]タブに移動します。
  • 左側のペインで、[管理者]→[一般設定]→[接続]を選択します。
  • ページの右上隅にある[高可用性]オプションを選択します。
  • 後続の項目に適切な値を入力して、この設定を有効にします。
    • プライマリーサーバーURL:このテキストボックスには、選択したコンポーネントがインストールされているプライマリーサーバーのURLが含まれます。
    • スタンバイサーバー名/IP:プライマリーサーバーのダウンタイム中に引き継ぐセカンダリーサーバーのURLを入力します。
    • [管理ユーザー名]/[パスワード]:スタンバイサーバーのスーパー管理者資格情報を入力します。メモ:スーパー管理者とは、アプリケーション全体を完全に制御できるユーザーのことです。
    • 仮想IPアドレス:プライマリーサーバーとスタンバイサーバーの両方にアクセスする単一のIPを入力します。仮想IPアドレスは、未使用の静的IPアドレスです。cmd(コマンドプロンプト)を開き、IPに対してpingを実行します。「要求がタイムアウトしました」というエラーが発生した場合、このIPは未使用であり、仮想IPとして使用できます。
    • 仮想ホスト名:仮想ホスト名は、仮想IPに与えられたエイリアスです。これはDNSサーバーから設定できます。プライマリーサーバーとスタンバイサーバーの両方にアクセスする仮想ホスト名を入力します。
  • [保存]をクリックします。
  • アラートメッセージにある[今すぐ再起動]または[後で再起動]オプションを選択できます。高可用性は、製品を正常に再起動した後にのみ有効になります。

高可用性を無効にする手順

高可用性を無効にするには、以下の手順に従います。

  • 高可用性は、スタンバイサーバーからのみ無効にできます。したがって、無効にするには、プライマリーサーバーのコンポーネントをシャットダウンし、スタンバイサーバーから起動してください。
  • [設定]タブに移動します。
  • 左側のペインで、[管理者]→[一般設定]→[接続]を選択します。
  • ページの右上隅にある[高可用性]オプションを選択します。
  • [設定ステータス]列にある[削除]を選択します。
  • 確認ポップアップで[はい]をクリックします。
  • スタンバイサーバーでコンポーネントを再起動します。
  • プライマリーサーバーでコンポーネントを再起動します。
       概要