Firewall Analyzerのデータベースやインデックスを同じサーバーの別のディレクトリに移動
この手順は、Firewall Analyzerバージョン7.5(ビルド7500)以降に適用可能です
- PostgreSQLのデータを同じ物理マシンの別ドライブに移動する方法
- MS SQLのデータを同じ物理マシンの別ドライブに移動する方法
- Firewall Analyzerのインデックスを同じサーバーの別ドライブ/ディレクトリに移動する方法
ビルド番号の確認方法
Firewall AnalyzerのWebクライアントで、上側のシルエット アイコン
をクリックしてください。表示内容に、インストール済みのFirewall Analyzerのビルド番号が記載されています。
PostgreSQLのデータを同じ物理マシンの別ドライブに移動する方法
データベースを別のドライブに移動するには、以下の手順を実行してください。
- Firewall Analyzerサーバー/サービスが実行されている場合は、それを停止します。
- タスク マネージャーでjava.exeとpostgres.exeのプロセスを確認して、これらのプロセスのいずれかが実行されている場合はプロセスを終了します。
- <Firewall Analyzer Home>\pgsqlのフォルダーを別のドライブ(例:D:Firewallpgsql)、すなわち、PostgreSQLデータベースのデータを移動させる新しい場所にコピーします。
- pgsqlのフォルダーにある現在のdataフォルダーをdataoldと改名します。これは後で削除できます。
<Firewall Analyzer Home>\binディレクトリにあるsetCommonEnv.bat/shのファイルを開きます。
Windowsの場合: 以下の行を編集します。
変更前:set DB_HOME=%SERVER_HOME%pgsql
変更後:set DB_HOME=D:Firewallpgsql -
ここでは、D:FirewallpgsqlはPostgreSQLデータベースの新しい場所を指定します。 Linuxの場合: 以下の行を編集します。
変更前:DB_HOME=$SERVER_HOME/pgsql
変更後:DB_HOME=<absolute path of desired location>/pgsql
<absolute path of desired location>/pgsqlとなっている箇所は、PostgreSQLデータベースの新しい場所です。メモ:
上記の記載はビルドにより若干異なる場合があります。 その場合は、Windowsでは、「set DB_HOME=%SERVER_HOME%pgsql」が「set DB_HOME=<new drive with absolute path>pgsql」に変更されているか、確認ください。 Linuxでは、「DB_HOME=<absolute path of desired location>/pgsql」です。 - ファイルを保存します。
wrapper.confファイルでの変更 - <Firewall Analyzer Home>/server/confのディレクトリにあるwrapper.confのファイルを開きます。
- 以下のdb.homeを、新しいデータベースのホームへのPostgreSQLサービスに変更します。
wrapper.java.additional.7=-Ddb.home=../pgsql - ファイルを保存します。
- Firewall Analyzerサーバー/サービスを開始します。
- データが正しいかどうか、D:Firewallpgsqlのディレクトリのサイズが増加しているかどうかを確認します。
MS SQLのデータを同じ物理マシンの別ドライブに移動する方法
- Firewall Analyzerサーバー/サービスを停止します。
- SQL Serverのデータベースにシステム管理者の権限でログインします。
- 以下のコマンドを使用して、データベース ファイアウォールのデータ ファイルとログ ファイルの現在の場所を見つけます。
use firewall go sp_helpfile go 4.
データベースのデタッチは以下のコマンドで実行します。
use master go sp_detach_db 'firewall' go - 現在の場所(<MSSQL Home>datafirewall.mdfと<MSSQL Home>datafirewall_log.LDF)からデータ ファイルとログ ファイルを新しい場所(<New location>firewall.mdfと<New Location>firewall_log.LDF)にコピーします。
- 以下のコマンドを使用して、データベースを付け直して、新しい場所にポイントします。
use master go sp_attach_db 'firewall' , '<New Location>firewall.mdf' , '<New Location>firewall_log.LDF' go -
以下のコマンドを使用して、変更後の場所を確認します。
use firewall go sp_helpfile go - Firewall Analyzerサーバー/サービスを開始します。
Firewall Analyzerのインデックスを同じサーバーの別のドライブ/ディレクトリに移動する方法
- アーカイブ設定のページに移動します。
- 生ログのインデックス先を変更のチェック ボックスを有効化します。
- ログ インデックス先を新しい場所に修正し、保存します。
これによって、以前の場所から全ディレクトりが新しい場所に移動します。