Windows10のサポート終了期限
Windows10 Home and Proのサポート終了期限は2025年10月14日です。
WindowsOSのサポート開始・終了日
Windows 10 Home and Pro
- 2015年7月29日 開始
- 2025年10月14日 終了
Windows 11 Home and Pro (Version 21H2)
- 2021年10月4日 開始
- 2023年10月10日 終了
Windows 11 Home and Pro (Version 22H2)
- 2022年9月20日 開始
- 2024年10月8日 終
出典: https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article-windows10-portal-eos
サポート終了後も使い続けてしまうとどうなる?
私生活でパソコンを使用しているだけでは、OSのサポート期限をそこまで意識しないという方も多いのではないでしょうか?目にする機会としたら、スマートフォンのiOSアップデート通知などが多いでしょう。あまり目にする場面が少ないOSアップデートですが、古いOSバージョンを使用し続けると、以下のような問題が出てくる可能性があります。
ン互換性の悪さ
の難化
これらの多くは、実はセキュリティに大きな不安定さをもたらす問題です。イメージを掴みづらい方のために、ある例をご紹介いたします。
アプリケーションとの互換性が悪い場合、どのような問題が出てくるのでしょうか?その場合、アプリケーションが動作しなくなってしまったり、アプリケーション上に保存したデータなどを紛失してしまったりする事がありえます。業務上重要なデータを保存していた場合は、業務に支障をきたす可能性も考えられます。
この例からも分かるように、古いOSバージョンを使用し続けると組織にとって大きな損害に繋がり兼ねないのです。
Windows10からWindows11にアップグレードする方法は?
Windows11にアップグレードするには、下記の方法でできます。
※Windows10から11にアップグレードする前に、万が一に備えて重要なファイルはUSBメモリやネットワーク上の
ディスク、オンラインストレージにバックアップしておくことが推奨されています。
以上でアップグレードの手順が完了します。
アップグレードはいつすべき?
アップグレードの簡単なやり方をご紹介しましたが、組織内では個人的にアップグレードをすると問題が出てしまう場合があります。OSアップグレードをすると、新しいOSバージョンに今までと異なるデフォルトのセキュリティ設定等がある可能性があります。これが組織のセキュリティポリシーに反していたり、コンプライアンス要件に合致しなくなる場合もあります。その為、組織内では一括でアップグレードをした方が安全性は高まります。
このように様々な障壁があるアップグレードですが、それに向けた作業が多い為、OSのサポート終了後でもいいのではないか、と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。ですがOSサポート終了後は、前述した脆弱性の悪用、コンプライアンス関係、アプリケーション互換性の悪さなどの課題が出てきてしまいます。アップグレードをしないと脆弱性を持ったOSをそのまま使い続ける事になる為、よりセキュリティの穴が広がってしまいます。
OSアップグレードはサポートが終了する前に対応しないと、組織にとって甚大な損害に繋がってしまう場合があります。
Windows11移行の際に必要な「対応」とは?
ではWindows11移行の際にするべき対応とは何なのでしょうか?
お分かりの方もいらっしゃると思いますが、この対応は1つや2つだけではありません。組織のセキュリティを確保する為には多くの作業が必要となります。勿論、その分こかける工数も膨れ上がっていきます。
下記の動画ではWindows10サポート終了により生じる課題と、セキュリティ面で組織がチェックすべき事柄、対応などをご紹介しています。また工数を抑えるために出来る対策もご紹介していますので、是非ご覧ください。