自動ディスカバリ
自動ディスカバリ機能により、Applications Managerの初回起動時にサーバーとアプリケーションを自動で検出して、監視を開始することができます。
本機能はデフォルトで有効化されています。
自動ディスカバリを無効化する場合やサーバーのみをディスカバリ対象とする場合、特定のプロパティ値を変更する必要があります。
- 自動ディスカバリ機能は、Applications Managerをインストール後の初回起動時にのみ使用することができます。
初回起動前に必要なプロパティ値をファイル内で変更する必要があります。 - Windows版Applications Managerの評価版またはProfessional Editionのみで使用できます。
以下のファイルを対象に、自動ディスカバリのプロパティ値を変更します。
対象ファイル:インストールフォルダー[...ManageEngine/AppManager<XX>/working/conf/itomdiscovery/]配下の[AutomaticDiscovery.properties]ファイル
変更可能なプロパティ値
プロパティ値 | 説明 |
---|---|
AUTODISCOVERY |
自動ディスカバリ機能を有効化、無効化する機能です。 プロパティ値として指定可能の値は以下の通りです。 ※デフォルトでは「enable」が設定されています。
|
TOTAL_APPLICATION_COUNT_TO_BE_ADDED_VIA_AUTODISCOVERY |
自動ディスカバリ機能によって追加するアプリケーションの数を指定します。 デフォルトでは「50」が指定されています。 |
ORDER_OF_APPLICATIONS_TO_BE_ADDED_VIA_AUTODISCOVERY |
自動ディスカバリ時の優先順位を変更します。 デフォルトの順番は、以降の「自動ディスカバリの優先順位」をご参照ください。 |
上記の設定を行った後、Applications Managerを初回起動すると、自動ディスカバリが実行され、ディスカバリプロファイルが作成されます。
自動ディスカバリによって追加されたすべてのサーバーとアプリケーションは、プロファイル名「自動ディスカバリ」と表示されます。
作成されたディスカバリプロファイルでは、[View Report Page]のみが表示され、[ディスカバリ情報の詳細]や編集/削除などの機能は無効化されます。
自動ディスカバリの優先順位
自動ディスカバリ機能で対象とする、サーバーおよびアプリケーションの優先順位(デフォルト)は以下の通りです。
- Active Directory
- MS SQL
- Oracle
- IIS Server
- Tomcat Server
- JBoss Server
- MySQL
- PostgreSQL
- MongoDB
- Apache Server
- WebLogic Server
- Redis
- RabbitMQ
- DB2
- WebSphere Server
- Docker
- Nginx
- Memcached
- GlassFish
- Sybase ASE
- Cassandra
- Resin
- JDK 1.5