動作環境

Active Directory アカウント管理セルフサービスソフト

ハードウェア要件 

 最小要件推奨要件
CPU2.4 GHz 以上 / マルチコア3 GHz 以上 / マルチコア
メモリ8 GB16 GB
ハードディスク100 GB(SSD推奨)200 GB(SSD推奨)

※設定しているスケジュールレポート数により異なります。

オペレーティングシステム要件

OS(64bit)
Windows 10
Windows 11
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022

※クライアントOSは評価目的のみで利用可能です。本番環境にはサーバーOSをご利用ください。

ログインエージェントのサポート対象OS

Windows ServerWindows ClientsmacOS ClientsLinux OS Clients
Windows Server 2016Windows 10macOS 14 SonomaUbuntu-16.x-20.04.4
Windows Server 2019Windows 11macOS 13 VenturaFedora - 27.x-31.x
Windows Server 2022 -macOS 12 MontereyCentOS - 7.X
- -macOS 11 Big Sur -
- -macOS 10.15 Catalina -
- -macOS 10.14 Mojave -
- -macOS 10.13 High Sierra -
- -macOS 10.12 Sierra -
- -OS X 10.11 El Capitan -
- -OS X 10.10 Yosemite -
ADSelfService Plusのログインエージェントはテスト済みであり、前述の3つのディレクトリビューション上でシームレスに実行されることが確認されています。ただし、他のLinuxディストリビューションもサポート対象となる可能性があります。組織で使用しているLinux ディストリビューションが上記表に含まれていない場合は、ManageEngine Communityまでお問い合わせください。

Webブラウザー要件

ブラウザー名 
Microsoft Edge(Chromium版)
Firefox
Google Chrome
※各ブラウザーの最新バージョンの利用を推奨します。

ポート要件

製品にアクセスする以下の環境は、製品ポートを開放する必要があります。
  • ADSelfService Plus ユーザーポータルへのアクセス時に使用するコンピューター
  • ADSelfService Plusのログインエージェントおよびパスワード同期エージェントがインストールされているコンピューター
製品ポート
ポート番号プロトコルサービスFromTo
8888TCPHTTPADSelfService PlusのWebクライアントPC、Windows/macOS/Linuxログインエージェント、パスワード同期エージェントADSelfService Plusサーバー
9251TCPHTTPSADSelfService PlusのWebクライアントPC、Windows/macOS/Linuxログインエージェント、パスワード同期エージェントADSelfService Plusサーバー
※上の表に表記しているポート番号は、HTTPおよびHTTPS接続のデフォルトのポート番号です。他のポート番号を割り当てることもできます。
サーバーポート
ポート番号プロトコルサービスFromTo目的
SMTPポートにより異なります。TCPSMTPADSelfService Plusサーバーメールサーバーメール送付のため(このポートは必須ではなく、通知および認証コードの通知を目的にメールサーバーをADSelfService Plus内に設定している場合のみ有効です。)
42TCPホスト名サーバーのプロトコルADSelfService Plusサーバードメインコントローラーホスト名サーバーのプロトコル
53TCP/UDPDNSADSelfService PlusサーバーDNSサーバーDNS名前解決
67UDPDHCPADSelfService PlusサーバーDHCPサーバーデータ取得
88TCP/UDPKerberosADSelfService Plusサーバードメインコントローラーユーザー/コンピューター認証時の情報を取得
135TCPRPCADSelfService PlusサーバードメインコントローラーRPC endpoint mapper
137UDPNetBiosADSelfService PlusサーバードメインコントローラーNetBIOSの名前解決
138UDPNetLogonADSelfService PlusサーバードメインコントローラーNetBIOSの名前解決
139TCPNetLogonADSelfService PlusサーバードメインコントローラーNetBIOSの名前解決
389TCP/UDPLDAPADSelfService Plusサーバードメインコントローラーユーザー/コンピューター認証時、GPOに関連する情報を取得
445TCP/UDPNetlogonADSelfService PlusサーバードメインコントローラーSMBのNetlogonサービス
464TCP/UDPKerberosADSelfService Plusサーバードメインコントローラーユーザーのパスワードリセット/変更
593TCPRPCADSelfService PlusサーバードメインコントローラーRPC over HTTPS
636TCPLDAP SSLADSelfService Plusサーバードメインコントローラーユーザー/コンピューター認証時、GPOに関連する情報を取得
2535TCPDHCPADSelfService PlusサーバードメインコントローラーDHCP
3268TCPLDAP GC(LDAP using Global Catalog)ADSelfService Plusサーバードメインコントローラーディレクトリ、ユーザー/コンピューターの認証、GPOに関連する情報を取得
3269TCPGCを用いたLDAP SSLADSelfService Plusサーバードメインコントローラーディレクトリ、ユーザー/コンピューターの認証、GPOに関連する情報を取得
49152-65535TCPRPCADSelfService PlusサーバードメインコントローラーAD通信、MSSQLの名前付きインスタンス
5985TCPWinRM-HTTPADSelfService PlusサーバードメインコントローラーAD通信、MSSQLの名前付きインスタンス

データベース要件

データベース名
PostgreSQL (組み込みのデータベース)
MS SQL

注意事項

  • VMwareやHyper-Vなどの仮想化環境上でも、上記対応OS上であれば運用可能ですが、性能に関しては、必ず、評価版を利用して製品性能を十分に検証して、お客様の性能要件を満足するかどうか確認してください。
  • Webサーバー、データベースサーバーともに、日本語版または日本語がサポートされているMulti-Language版をご利用ください。
  • ADSelfService Plusをインストールするサーバーにおいて、アンチウィルスソフトなど別のツールによる定期的なバックアップやスキャンを実行している場合は、そのバックアップ/スキャン対象から、ADSelfService Plusのインストールディレクトリを除外してください。データの破損につながる場合があります。
  • ADSelfService Plusのインストールディレクトリには、すべて英語のフォルダー名をご利用ください(日本語のフォルダー名が含まれる場合、正しく動作しません)。
  • 導入前に、必ず、製品の評価版による検証をお願いします。