パスワード/アカウント有効期限の通知
Eメール経由でエンドユーザーにパスワード/アカウントの有効期限の通知を行います。次のユーザーにパスワード期限の通知を設定できます;
アカウント期限切れ/パスワードの期限切れが近い通知の設定手順:
システム管理者は、パスワード期限切れが近いユーザーに対し、スケジューラを作成することができます。
パスワード期限切れが近いユーザーへのスケジューラを作成するには、システム管理者はレポートと、ロックアウトユーザーのレポートが作成される時間を予め設定する必要があります。
- 「設定」-->「セルフサービス」-->「パスワード期限の通知」を選択します。
- 「新規通知の追加」をクリックします。
- スケジュールの「スケジュール名」を入力します。
- ドメイン、OU、またはグループを選択します。
- 「通知タイプ」をドロップダウンボックスから選択します。(「パスワード期限通知」または「アカウント期限通知」)
- 通知が送信される媒体を選択します。 メール、SMS、もしくはプッシュ通知から選択します。
- 「通知頻度」を選択します。
- 毎日?- 時間を設定します。
- 毎週?-曜日と時間を設定します。
- 特定の日 - 複数の日にちを入力できます。
- パスワード/アカウント期限切れのユーザーに通知する日にち、曜日を入力します。
- メールの「件名」を入力します。
- 次にSMS/メール/プッシュ通知の「本文」を入力します。
- 「通知時間を設定」をクリックして、メール送信する時間を指定します。
- 設定を保存するために、「保存」をクリックします。
パスワード期限の通知を有効化
- ADSelfService Plusは、登録しているドメインユーザーすべてにパスワードの有効期限が近づいていることをメールで通知することができます。
- ADSelfService Plus は、管理者があらかじめ件名、本文を設定したパスワード期限通知を送信します。
パスワード期限の通知を送信する際、管理者はメッセージを自由に変更することが可能です。管理者は送信先のユーザー名を「initials」、「displayName」、またはその他の属性に変更できます。
パーセントで囲まれた属性を書き換えることでユーザー名などを変更します。
例; %user%を%sn%に書き換えます。
他にも、いくつかの属性を使用することができます。
例;FirstName_LastNameの表示を%initial%_%sn%に変えます。
- プッシュ通知内容(件名 + 本文)のサイズが、185文字を超過しないようう気を付けてください。もし超過してしまう場合、内容は文字制限に収まるよう一部削除されます。英語以外の文字制限については、次の通りです;日本語と中国語は60文字以内、アラビア語とロシア語は95文字以内、スペイン語、ドイツ語、イタリア語は185文字以内、そしてフランス語、スェーデン語、ポーランド語は178文字以内です。
- また、SMS通知の内容もSMSサービスプロバイダーで制限している文字数を超えないように気を付けます。
「マクロ」リンクをクリックして、LDAP 属性とカスタム属性のリストを表示します。
メール本文の中でサポートされている属性
「givenName」、「sn」、「initials」、「displayName」、「userPrincipalName」、「sAMAccountName」、「name」、「mail」、「distinguishedName」
詳細設定:
スケジューラーを設定した後、パスワード期限通知と送信ステータスレポートについて詳細設定を行います。パスワード/アカウント有効期限の通知ページより、"詳細設定"ボタンをクリックします。
通知:
- 登録ユーザーのみ通知:ADSelfService Plusに登録済みユーザーに対してアカウント期限切れ/パスワードの期限切れが近いと通知が送信されます。
- 無効のユーザーを除外:無効となっているユーザーに対してアカウント期限切れ/パスワードの期限切れが近い通知の送信が停止されます。
- パスワード期限切れのユーザーを通知します:パスワードの期限が切れたことをユーザーに通知します。
レポート:
- ユーザーの上司に送信ステータスレポートをメールで通知:パスワードの期限切れが近いユーザーの上司に送信ステータスレポートをメールで通知します。
- 管理者に送信ステータスレポートをメールで通知: パスワードの期限切れが近いユーザーに送信されたメールの送信ステータを管理者にメールで通知します。