変更ルール
管理者は、このルールによりユーザーアカウント変更の際に自動的に更新されるフィールドを容易に特定できるようになります。組織のポリシー/要求に従いルールを作成でき、対象となるフィールドは自動的に更新されます。ユーザーが"ユーザープロフィール"タブで変更した内容が使用されます。
例えば、管理者はADSelfService Plusの変更ルールを、次のように設定できます;ユーザーが「役職」を「経理」か「会計」に変更すると、「部署」フィールドを「ファイナンス」と更新する。
各レイアウトへの上記ビジネスロジックの設定手順
- 「設定」 --> 「セルフサービス」 --> 「ディレクトリーセルフサービス」 --> 「セルフアップデートのレイアウト」をクリックします。
- 対象となるレイアウトの隣にある「レイアウトの編集」アイコンをクリックします。
- 画面右上角にある「変更ルール」 タブをクリックします。
- 「新規ルールを作成」ボタンをクリックします。
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レイアウトには、複数のルールを追加できます。
メモ: 複数のルールを追加するには、タブ上の右側にある「ルールを追加」ボタンをクリックします。既存のルールを削除するには、ルール名上の右側にある「削除」アイコンをクリックします。 -
ユーザーがプロフィールを更新する際にチェックする条件を追加するには、「条件を追加」リンクをクリックします。
メモ:初期設定では、条件は何も割り当てられていません。しかし、特定のデータフィールドに値を割り当てることができ、それはすべてのADユーザーに適用されます。 -
属性とセルフアップデートを、確実にトリガーできる条件を選択します。
メモ:ユーザーがプロファイルを更新し、「AND」、もしくは「OR」でプロファイルを結合すると、複数の条件を追加できます。
上記例を基に、説明フィールドから「役職」を選択し、二つの異なる条件として「会計」と「経理」を入力します。 -
「値を割当てる」セクションにおいて、前の手順の条件に合致すると自動生成されるその他属性に対し値を入力します。
上記例の場合、「値を割当てる」フィールドで「部署」を選択し、自動生成させる変更内容、例;「ファイナンス」、と入力します。 - 「保存」をクリックし、セルフアップデートレイアウトを完了します。
これで、変更ルールが設定できました。次回ユーザーがユーザープロフィールを変更し上記で設定したルールに合致すると、「値を割当てる」の属性値はポリシーで設定された通りに変更されます。