一般
このセクションでは、CAPTCHA、個人用リンク、タブのカスタマイズに関連する設定についてご案内します。
CAPTCHAを非表示にする
CAPTCHAは、ボット攻撃に対する防御のためのセキュリティ対策です。この設定を使用することで、パスワードセルフサービス操作中のCAPTCHAの表示を有効化または無効化できます。
ユーザーページの「パーソナライズ」リンクを表示しない
このオプションを有効化することで、エンドユーザーがADSelfService Plusのユーザーポータルで色、言語、フォント設定などを変更できないようにすることができます。
このオプションを有効化しない場合、ユーザーポータルに「パーソナライズ」オプションが表示され、ユーザーがポータルをカスタマイズできるようになります。
タブのカスタマイズ
このオプションでは、ユーザーポータルのタブを並べ替えたり、特定のタブをデフォルトとしてマークしたりすることができます。ユーザーがADSelfService Plusにログインすると、デフォルトのタブのページが表示されます。
ユーザーフィルター基準
一般タブのページ右下の詳細オプションをクリックすると、ユーザーフィルター基準が開きます。この機能では、フィルター内のユーザー属性「mail」、「mobile」、または「department」を使用して、OUまたはグループ内の特定のユーザーを絞り込み、選択したOUまたはグループの他のユーザーに影響を与えることなく、該当ユーザーのみにポリシーを適用することができます。
例えば、グループ内の10メンバーの内、3メンバーのみに上位権限を付与する必要がある場合、メールアドレス等の一意の属性で該当のメンバーを絞り込み、上位権限を付与するためのポリシーを該当のメンバーにのみ適用できます。
設定手順は以下のとおりです。
- 管理者ポータルにログインし、[設定]>[ポリシー設定]>[ポリシーの追加]の順に移動します。[OU/グループを選択]をクリックし、該当の3ユーザーが属しているOUまたはグループを選択します。
- 選択したOUまたはグループ内の3メンバーのみにポリシーを適用するには、[設定]>[ポリシー設定]を開き、該当のポリシーの[詳細設定]>[一般]>[詳細]の順にクリックします。ユーザーフィルター基準セクションが開きます。ドロップダウンのmailやmobile等の一意の属性を使用してユーザーを絞り込むことで、上位権限を付与するためのポリシーが該当のメンバーのみに適用されます。