複数のプラットフォーム間で、 Active Directoryユーザーのパスワードを管理
MicrosoftWindowsだけでなく様々なプラットフォームでアカウントを所有している場合、ログインプロセスをシンプルにするために、ユーザーがすべてのプラットフォームで同じユーザー名とパスワードを使用することがあります。ユーザー1つのパスワードですべてのシステムにアクセスできますが、パスワードが1つのシステムで変更されるとき、その他すべてのシステムに同期される必要性が生じます。 パスワードやアカウントの管理方法はシステムによって異なるため非常に複雑であり、ユーザーにとっても異なるシステムごとにパスワードを管理することは煩わしい作業です。しかしこの問題に対するソリューションとして、パスワード/アカウントステータス同期が出来るようになりました。
ADSelfService Plusのリアルタイムなパスワード同期
パスワード/アカウントステータスの変更を、複数のクラウドベースおよびオンプレミスのアプリケーション間でリアルタイムに同期し、統一されたパスワード管理ソリューションを提供します。ユーザーがADSelfService PlusおよびWindowsログオン画面からActive Directoryのパスワードをリセット/変更すると、自動的にその他のシステムにも変更が反映されます。Windowsのロック画面(Ctrl+Alt+Del)やADUCコンソールからのパスワード変更の同期は、Password Sync Agentによって行われます。このエージェントはユーザーのパスワードが変更およびリセットされる際に、メール/SMS経由でユーザーに通知を送付することもできます。 このように、パスワードをリアルタイムに同期することで、ユーザーは1つのパスワードを覚えているだけですべてのシステムにアクセスすることができます。またパスワードはそれぞれの組織が定めたポリシーに基づいて変更されます。
サポート対応システム
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複数のプラットフォーム間でADユーザーパスワードの自動同期
登録されたすべてのプラットフォーム間で、パスワード/アカウントステータスを同期します。ユーザーがADSelfService Plusを使用して、パスワードリセット/パスワード変更等のセルフサービスを利用すると、Password Sync Agentが登録されている他のプラットフォームに同じユーザーのアカウントが存在するか確認します。 アカウントが見つかった場合、Password Sync Agentはユーザーの新しいActive Directoryパスワードを自動的に同期します。この機能は、他のプラットフォームに登録されているユーザー名がActive Directoryのユーザー名と一致しているだけで、利用することができます。 ユーザー名がシステム、アプリケーションごとに異なる場合は、ユーザーがADSelfService Plusでアカウントをリンクするだけでパスワードを同期することができます。 他のプラットフォームとの同期は、最小限の情報を登録するだけで自動的にパスワード/アカウントステータスを同期することができるため、非常にシンプルです。
パスワードシンクロナイザーの特徴
- 自動的なパスワード同期: 自動で行われるため、ユーザーおよび管理者が余分な操作をする必要はありません。
- パスワード/アカウントステータスの同期: パスワード/アカウントステータスを同期します。ユーザーがADSelfService PlusでActive Directoryアカウントロックの解除を行った場合は、他のプラットフォームのアカウントロックも解除されます。
- ユーザーと管理者の負荷を軽減: 1つのパスワードだけで複数のプラットフォームにアクセスできるようになります。ADSelfService Plus上で行ったWindowsパスワード/アカウントステータスの変更はすべて他のプラットフォームに同期されるため、管理者はActive Directoryだけでなく、その他のプラットフォームのパスワードリセットの問い合わせからも解放されます。
- シンプルな設定: 最小限の情報を登録するだけで設定は完了します。