Webhookテンプレート
ADManager PlusのWebhookテンプレート機能では、REST APIのエンドポイント、ヘッダ、パラメータ、HTTPメソッド、メッセージを設定し、Webhookテンプレートを作成できます。作成されたWebhookテンプレートをオーケストレーションテンプレートでブロックとして追加することが可能です。
新しいWebhookテンプレートの作成方法
- デフォルト管理署(admin)としてADManager Plusにログインします。
- [自動化]タブ→[設定]→[オーケストレーションテンプレート]に移動します。
- [Webhookを構成]をクリックします。
- [新しいWebhookテンプレート]をクリックします。
- テンプレートの名称と説明を入力します。
- [URLを入力]フィールドにAPIリクエストを入力します。マクロも使用できます。
- 「承認」フィールドで、認証情報(「ヘッダ」フィールドの「Authorization」に対応するヘッダ値)が関連付けられた任意のアプリケーションを選択します。
メモ
新しい認証タイプを追加するには、任意のアプリケーションを追加した後、新しい認証タイプを適用してください。 - プルダウンでHTTPメソッドを一つ選択します。
- 「ヘッダ」フィールドで、APIヘッダを追加し、適当な値にマッピングします。
- 「パラメータ」フィールドで、APIパラメータを追加し、適当な値にマッピングします。
- 「メッセージタイプ」を選択します。
- 特定のユーザーやグループに対してWebhookの実行を検証するには、[テストと保存]をクリックします。[保存]をクリックすることもできます。
メモ
- [URLを入力]フィールド、「ヘッダ」フィールド、「パラメータ」フィールド、「メッセージタイプ」フィールドでは、マクロを使用し、オブジェクトベースのデータを読み込むことができます。カスタマイズしたLDAP属性等のActive Directory属性や、Microsoft 365属性、環境変数、操作詳細などを、「%」を入力し、値を入れて、属性の候補を絞ることで追加できます。また、[%]アイコンまたは[マクロの選択]アイコンをクリックし属性を追加することもできます。環境変数の作成についての詳細はこちらです。
- 値に「%」を入れる場合は、「%%」と入力します。
- Active Directoryマクロを使用するには、値を「%ad.属性名%」形式で入力します。
例:%ad.SamAccountName% - Microsoft 365のマクロを使用するには、値を「%m365.属性名%」形式で入力します。
例:%m365.UserPrincipalName% - 環境変数をマクロとして使用するには、値を「%env.属性名%」形式で入力します。
例:%env.ticketingtoolAuthToken% - タイムスタンプやオペレーター名などの操作詳細をマクロとして取得するには、「%act.Timestamp%」や「%act.technician%」形式で値を入力します。
例:%act.timestamp_dd-MM-yy_current time%