Webhookテンプレート

ADManager PlusのWebhookテンプレート機能では、REST APIのエンドポイント、ヘッダ、パラメータ、HTTPメソッド、メッセージを設定し、Webhookテンプレートを作成できます。作成されたWebhookテンプレートをオーケストレーションテンプレートでブロックとして追加することが可能です。

新しいWebhookテンプレートの作成方法

  1. デフォルト管理署(admin)としてADManager Plusにログインします。
  2. [自動化]タブ→[設定]→[オーケストレーションテンプレート]に移動します。
  3. [Webhookを構成]をクリックします。
  4. [新しいWebhookテンプレート]をクリックします。
  5. テンプレートの名称と説明を入力します。
  6. [URLを入力]フィールドにAPIリクエストを入力します。マクロも使用できます。
  7. 「承認」フィールドで、認証情報(「ヘッダ」フィールドの「Authorization」に対応するヘッダ値)が関連付けられた任意のアプリケーションを選択します。
    メモ
    新しい認証タイプを追加するには、任意のアプリケーションを追加した後、新しい認証タイプを適用してください。
  8. プルダウンでHTTPメソッドを一つ選択します。
  9. 「ヘッダ」フィールドで、APIヘッダを追加し、適当な値にマッピングします。
  10. 「パラメータ」フィールドで、APIパラメータを追加し、適当な値にマッピングします。
  11. 「メッセージタイプ」を選択します。
  12. 特定のユーザーやグループに対してWebhookの実行を検証するには、[テストと保存]をクリックします。[保存]をクリックすることもできます。
メモ
  • [URLを入力]フィールド、「ヘッダ」フィールド、「パラメータ」フィールド、「メッセージタイプ」フィールドでは、マクロを使用し、オブジェクトベースのデータを読み込むことができます。カスタマイズしたLDAP属性等のActive Directory属性や、Microsoft 365属性、環境変数、操作詳細などを、「%」を入力し、値を入れて、属性の候補を絞ることで追加できます。また、[%]アイコンまたは[マクロの選択]アイコンをクリックし属性を追加することもできます。環境変数の作成についての詳細はこちらです。
  • 値に「%」を入れる場合は、「%%」と入力します。
  • Active Directoryマクロを使用するには、値を「%ad.属性名%」形式で入力します。
    例:%ad.SamAccountName%
  • Microsoft 365のマクロを使用するには、値を「%m365.属性名%」形式で入力します。
    例:%m365.UserPrincipalName%
  • 環境変数をマクロとして使用するには、値を「%env.属性名%」形式で入力します。
    例:%env.ticketingtoolAuthToken%
  • タイムスタンプやオペレーター名などの操作詳細をマクロとして取得するには、「%act.Timestamp%」や「%act.technician%」形式で値を入力します。
    例:%act.timestamp_dd-MM-yy_current time%
       概要